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回答先: デビ元大統領夫人らも加勢 総選挙でメガワティ党首に 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 6 月 04 日 17:55:37:
◎インドネシアで開票始まる 闘争民主党が優勢か
【ジャカルタ7日共同】44年ぶりの自由な投票が行われたイン
ドネシア総選挙は、独立派による選挙ボイコットで混乱が続くアチ
ェ特別区を除き、7日午後2時(日本時間同4時)に投票が締め切
られ、即日開票作業が始まった。
スカルノ初代大統領の長女メガワティ党首の闘争民主党が、スハ
ルト前大統領に後継指名されたハビビ大統領率いる与党ゴルカル党
に競り勝つとの見方が有力。しかし、過半数を制する党はないと予
想されており、選挙後の国民協議会(国権の最高機関)での次期大
統領選出を目指し、第一党の大統領候補を軸に連立協議が始まると
みられる。
開票作業は大半の地域で順調に進んいるもようで、同日中にも大
勢が判明する可能性がある。
開票作業は約32万カ所の投票所で行われ、結果は自治体を通じ、
参加48政党の代表と政府で総選挙を統括するジャカルタの総選挙
委員会に送られる。また不正防止のため日米などが財政面と専門家
派遣で支援して設置した開票速報センターに開票状況が直接連絡さ
れ、集計結果はインターネットなどを通じ公表される。
国内の学生組織などが30万人規模のボランティアを動員して作
業の監視に当たり、各国の国際選挙監視団も作業を見守った。日本
からも政府監視団(20人)や民間組織の監視員20人以上が参加
した。
投票実施が危ぶまれていたスマトラ島北端のアチェ特別区では、
国軍による厳戒下、投票所の数を大幅に減らして投票が始まり、投
票期間は3日間に分けて実施される。 (了)
[共同 6月 7日] ( 1999-06-07-16:25 )