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◆輝きに陰り、金20年ぶりの安値
【ロンドン19日=松田陽三】十九日のロンドン市場の金相場は続落
し、午前の値決めは一オンス=二七二・八五ドルと、一九七九年五月以来
二十年ぶりの安値を更新した。
金相場は、各国中央銀行による金準備の売却やアジア諸国の需要減で、
長期下落傾向にあり、英イングランド銀行(中央銀行)が七日に金準備の
売却計画を発表して以来、下げ足を早めている。市場関係者の間では、七
月六日に予定されているイングランド銀行による第一回目の金の競売に向
け、相場が一段と下落する見方が強まっている。
Yomiuri-Online(5月19日21:02)