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コソボ、フィンランドが仲介か
◎ロ特使もフィンランドへ
米副長官に続き
【モスクワ12日共同】インタファクス通信などによると、ロ
シアのチェルノムイルジン・ユーゴスラビア問題担当大統領特使は
12日、タルボット米国務副長官に続いてヘルシンキを13日に訪
問し、アハティサーリ・フィンランド大統領とユーゴ情勢などにつ
いて協議する予定であることを明らかにした。
訪問は大統領の招待で、特使は「同大統領がコソボ危機の政治調
停で重要な役割を果たす可能性がある」と指摘した。特使は詳細は
言及しなかったが、北大西洋条約機構(NATO)非加盟のフィン
ランドは欧州連合(EU)の次期議長国でもあり、ユーゴ調停問題
に積極的に関与する可能性がある。
特使は13日中にモスクワに帰任する予定。12日にモスクワか
らヘルシンキを訪問したタルボット米国務副長官も13日にモスク
ワを再訪問する見通しで、特使によると、特使と副長官は13日に
モスクワで、12日に続いて再会談する予定という。
(了)
[共同 5月13日] ( 1999-05-13-06:02 )