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回答先: 新興宗教信者1万人以上、北京で示威行動=活動の自由求め座り込み 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 4 月 26 日 07:46:06:
◎政権打倒目指すカルト集団 中国で1万人超える信者
【北京27日共同】中国の時事週刊誌「瞭望」最新号(26日付)
は、中国の政権転覆を図り「神の国」樹立を目指すカルト的宗教集
団が1993年から、湖南省を中心に全国に勢力を拡大、信者が1
万人を超えていたと報じた。
この教団は「主神教」と称し、中国公安省が「全国五大邪教」の
トップに指定して、撲滅作戦を展開、昨年5月に教祖らを逮捕した
という。
主神教は、キリスト教の聖書の断片的内容と封建的迷信を盛り込
んだ教義で、「99年は世界の末日。地球上の至る所で人が死ぬ。
主神教を信仰することによってのみ、平穏が得られる」などと宣伝
し、勢力を拡大していた。
また「天国に金を預ければ、災難に備えることができる」などと
信者に財産の寄付を強制、信者の中には家庭崩壊や精神錯乱に陥る
者もいたという。
組織は教祖の「主神教」をトップに最下層の「信徒」まで8階級
を定め、下級者の上級者への無条件服従を規律としていた。信者は
湖南省を中心に22の省や直轄市などに広がり、各省ごとに責任者
を任命、信者獲得のノルマを課して組織化が進んでいた。93年か
ら97年までに全国集会を5回も開催していた。 (了)
[共同 4月27日] ( 1999-04-27-21:16 )