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回答先: 法輪功「非合法」と弾圧 中国政府が決定発表 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 7 月 22 日 17:50:48:
◎脱退幹部ら次々内幕を暴露 法輪功、壊滅宣伝が功奏す
【北京9日共同】中国当局が先月19日に気功集団「法輪功」の
幹部らの一斉逮捕に踏み切ってから9日で3週間。すさまじい撲滅
キャンペーンが功を奏したのか、法輪功幹部らが次々と脱退し、新
聞などで指導者、李洪志氏の「政治的野心」や「金儲けぶり」など
を暴露し始めている。
9日付の中国各紙は、法輪功の幹部組織「法輪大法研究会」の幹
部だった姚潔氏や、元北京総支部長らの証言を掲載、昨年5月に法
輪功メンバー約800人が北京テレビを包囲した際、李氏から細か
い指示を受けた様子を暴露した。
元メンバーの共産党員推計100万人も8割以上が脱退を誓った
とされ、1989年の天安門事件以来の「厳粛な政治闘争」で、当
局は「敵」の壊滅に成功しつつあるようだ。
北京テレビ包囲事件では、米国滞在中の李氏が電話で「(デモの)
人数が少ない」と動員人数の増加を求めるなど指示して「社会秩序
のかく乱」を図ったという。李氏は直後にこのデモを賞賛して法輪
功メンバーを煽動、全国各地で法輪功を批判するマスコミなどへの
抗議行動が起き、「公然と政府に対抗するようになった」と断罪さ
れている。
また新華社電によると、山東省や吉林省などの法輪功元幹部は、
各地方での「学習会」で講演した李氏が、地元支部との間で収益の
分配をめぐり、多額の取り分を要求したことや、宣伝のためのビデ
オ販売の際、定価の2倍でメンバーに売りつけたことなど「金儲け
ぶり」を暴露した。
このほか、法輪功元幹部らの「私はだまされていた」「法輪功で
身体が悪くなった」といった言葉が連日、マスコミで紹介され、一
般市民も法輪功に冷ややかな態度を見せるようになっているようだ。
(了)
[共同 8月 9日] ( 1999-08-09-18:33 )