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◎アンボンで14人死亡 宗教暴動の再燃で
【ジャカルタ10日共同】宗教暴動が再燃しているインドネシア
東部マルク州の州都アンボンで10日、イスラム教徒とキリスト教
徒の住民抗争が激化、現地の病院によると、少なくとも14人が死
亡、100人以上が負傷した。
一方、国営アンタラ通信によると、治安部隊も鎮圧のため発砲を
始め、役場や学校などの公共機関はまひ。住民たちは手製の竹やり
などで武装、衝突を繰り返している。
アンボン周辺では今年1月以降、両教徒の抗争で400人以上が
死亡。6月の総選挙前後は沈静化していたが、7月下旬に再燃した。
(了)
[共同 8月10日] ( 1999-08-10-15:32 )