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◎世界の終末信じ夫婦が心中 コロンビア
【リオデジャネイロ10日共同】サンタフェデボゴタからの報道
によると、コロンビア西部バジェデルカウカ州で、欧州、中東など
で11日に観測できる予定の日食が「この世の終末を告げるもの」
と信じ、40歳台の夫婦が自殺していたことが9日、分かった。
警察によると、同州ハムンディで、夫のアロンソ・コジャソスさ
ん(40)が妻のマリアさん(43)を射殺した後、同じ銃を使っ
て自殺した。2人は、今月11日に世界の終わりがやってくると
「予知」、無惨な状況を目の当たりするのを避けるため、死を決断
したと書いた遺書を残していた。
南米に位置するコロンビアは今回、日食を観測できるコースから
は外れている。 (了)
[共同 8月10日] ( 1999-08-10-14:43 )