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場合によっては、テル・メギド決戦もあり得る・・・でしょうか?
イスラエルのネタニヤフ首相は20日夜、
パレスチナ国家宣言に関する声明を発表し、
「アラファト(自治政府議長)が一方的に独立を宣言すれば、
イスラエルは容赦なく反撃を加える。自治当局は失いこそすれ、
得るものは何もない」と述べた。同議長が19日、
国家建設を妨げる者に対しては武器を取ることも辞さない
と演説したのに反論したもの。
アラファト議長は19日、パレスチナ解放機構(PLO)
主流派ファタハが自治区ラマラで開いた集会で、独立宣言に対し
イスラエル側は土地の接収など強硬手段を用意しているとの情報に言及し、
「我々は恐れはしない。カラメーの戦いで応じよう」と発言した。
カラメーはゲリラ闘争をしていたファタハのヨルダン側の拠点。
1968年3月21日、攻撃をかけたイスラエル軍に死者約30人、
負傷者80人の被害を与えて撃退、ファタハの名を高めたことで知られる。
アラファト議長は、暫定自治期限の5月4日を機に独立するのは
パレスチナ側の権利であるとして、米国をはじめ国際的な認知を
働きかけているが、真の狙いは、自治拡大や援助などの実質的な見返り
にあるとみられている。23日には米国を訪問する。