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最高人民会議 金正日体制“順調”を誇示
来月7日招集 手付かずの党人事が焦点に
北朝鮮の最高人民会議は「最高意思決定機関」だが、朝鮮労働党指導下にあ
る政府ではあくまで建前機関だ。だが同会議が注目されるのは、金日成時代は
通常、同会議の前日に労働党の中央委員会総会を秘密会で開き(後日内容を発
表)、政府閣僚人事などともに党最高幹部の人事を決定してきたからだ。
世襲にともなう金正日体制では、国防委員会の格上げなど政府行政機構の刷
新は憲法改正とともに実施したが、肝心の党政治局や書記局などの人事にはこ
れまで手をつけていない。昨年九月以降、党人事が一向に動かないことから
「もはや党は機能せず、軍指導下になったのでは」との憶測もあったほどだ。
しかし今回、最高人民会議が招集されたことで、前日に党中央委総会が開か
れるかどうかが、にわかに焦点となってきた。
北朝鮮では現在、あらゆる分野で軍事独裁体制が確立しつつあるだけに、党
人事でもこうした点から党政治局(十人)に軍の金正日総書記の側近三人組と
いわれる趙明禄・総政治局長、金永春・総参謀長、金鎰●・国防相が新たに起
用される可能性があるほか、首相の洪成南・政治局員候補が昇格するかどうか
も取りざたされている。
また、党書記局では黄長▲元書記(国際担当)の韓国亡命により後任ポスト
が空席。対日、対南(統一戦線)担当とされるのが日朝関係でしばしば登場す
る金容淳書記だが、同氏については一部に失脚説もでており関心の的だ。いず
れにせよ、党人事が刷新されるかどうかは、金正日体制の行方を占うものとな
りそうだ。(後略)
産経新聞
#それはいいんですが,うえの●と▲が,
●=吉を二つ並べる
▲=火へんに華
と説明がふってありますね(^_^;;
いやー漢字の表示大変だ。