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コソボ和平協議、ユーゴ側が同意しなければ空爆は不可避=米大統領(ロイター)
1999年3月16日(火) 9時17分
[ワシントン 15日 ロイター] クリントン米大統領は、ユーゴスラビ
ア連邦セルビア共和国コソボ自治州での紛争をめぐる和平協議において、ユー
ゴ側が同意しなければ北大西洋条約機構(NATO)軍によるユーゴ空爆は避
けられないとの見方を示した。
コソボ自治州のアルバニア系住民代表団は、すでに和平協定案に原則的に合
意する意向を明らかにしている。
同大統領はNATOのソラナ事務局長との会談を前に記者団に対し、
「(ユーゴスラビアのミロシェビッチ大統領が)合意に向けて歩み寄る姿勢を
示さず、武力行使を続けるならば、もはや選択の余地はないと判断している」
と述べた。
コソボ和平協議は15日パリで再開された。
和平協定案にはセルビア軍とアルバニア系住民武装組織双方による武力行使
の停止と、NATO平和維持部隊2万8000人のコソボ自治州内への駐留を
盛り込んでいるが、ミロシェビッチ大統領は外国部隊の駐留を拒否している。
http://news.yahoo.co.jp/headlines/reu/990316/int/09172701_t00004427.html
1999年3月16日(火) 12時49分
ユーゴが和平案拒否の場合、空爆以外の選択ない=米大統領(ロイター)
[ワシントン 15日 ロイター] クリントン米大統領は、北大西洋条約機構
(NATO)のソラナ事務総長との協議前、記者団に対し、ユーゴスラビア・
コソボ自治州の紛争解決のための和平協定調印をユーゴ側が拒否した場合、
NATOはユーゴに対し空爆を行う以外の選択はないだろう、との考えを示し
た。
コソボ和平協定に関して同自治州のアルバニア代表団は先に、フランスのラン
ブイエで先月行われた和平交渉で提示された和平案に調印するとの書簡をオル
ブライト米国務長官に送った。
コソボ和平交渉は今週15日に再開された。同自治州では現在も、アルバニア
系のコソボ解放軍(KLA)が掌握しているとみられる北部で、セルビア治安
部隊が攻撃を行っている。
http://news.yahoo.co.jp/headlines/reu/990316/int/12491801_m00006011.html