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回答先: 日本には核シェルターが存在するのか? 投稿者 へなちょこ 日時 1999 年 3 月 14 日 15:51:13:
> 今年はとうとう1999年。
世紀末に備えて 自家用シェルター
避難所(主に核兵器や原子力発電所の事故対策用)は用意して
おきたいが、多くの日本人にはそのような余裕はないのが現実
だろう。しかし大部分の先進国住民はそのような施設を持っている。
また途上国でも路上生活者とスラム住民を除けば、住居は厚い
煉瓦や石で造られている場合が多く放射線には強い環境だ。
日本は放射線汚染にもっとも弱い国家じゃあないだろうか。
私は4年ほど前に自家用シェルターを台所の床下(床下収納庫の
下)に造った。シャベルとツルハシで掘ってモルタル・コンクリートで
壁と天井を固めた。1−2人用(一坪、高さ2メートル)だが予想以
上に手間がかかり、根気も土木工学的知識も必要で決して人に勧
めるわけにはいかないが、セメントや鉄骨、ペンキ代などの材料費
だけだから10万円程で造ることができる。モルタル・コンクリート用
の砂や石は河原から貰ってくる。
ボディービルもかねてひたすら掘った。時間があるとき、昼も夜も。
流す汗はお金には換算できない。
できることなら初めから地下室付きの家を買うこと・造ることが望ま
しい。地下室もセットになっているプランならそれほど高くはないと
思う。
普段は食料貯蔵庫・ワイン庫として使う。気温30度を超える真夏
でもシェルター内は18度程だから避暑室としても使える。(実際に
は寒すぎて不適。うっかり寝ていると風邪をひいてしまう。) テレビ
のアンテナ線も引き込んだ。でも壁は結露でびっしょり濡れ床には
水が溜まる。そしてなにもかもカビだらけ。
このようなシェルター(簡易シェルター)は放射性降下物による放射
線量を野外に比べて1/100から1/1000に減らすことを目的と
する。放射線で環境が汚染されたとき受ける放射線量をこれだけ減
らせれば、「100人中99人が死亡」から「100人中1人が死亡」程
度まで被害を少なくすることができる。核爆弾による放射線強度は
3−10日で1/100から1/1000に減少するから長期間避難し
ている必要はない。
周囲の皆が全滅しても自分だけはピンピンしていようなんて健全
じゃあないだろうか。近所に知られて「子供だけでも入れて下さい。」
などと言われて5人も連れてこられたら困る。泣くに泣けない。
日本は防衛に徹するという建前を取りながら国民の命を守るための
施設(公共シェルターなど)を国家・自治体はまったく造らない。スイ
スやスウェーデンとはまったく対照的だ。国民は自衛するしかないだ
ろう。