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ネット上でのデジタルキャッシュ(電子商取引)の動向についてリサーチしていましたが、
ひとつ、面白そうなサイトを見つけました。
『ネット上の作品が陽の目を見る日』
http://www.ingnet.or.jp/~press/981116.htm
の中で紹介されている『投げ銭システム』
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/index.html
に、かなり興味を惹かれました。
まず、基本的なスタンスが気に入ってます。
以下、投げ銭システムの冒頭挨拶を引用紹介。
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{新しい時代の小さい発信者と受信者のために}
ホームページは大道芸。こいつが生きてけた方が世の中楽しいと思ったら帽子にお金を放り込む、拍手する。
通りすがりのネットワークだ。「投げ銭システム」は、わたしたちがいいと思ったHPや活動やテキストに、
インターネットを通じてその場で投げ銭のようにお金を送るシステムです。個人と個人、個人と小組織が気軽に
少額のお金をやりとりできる小さな市場をインターネットのなかに立てたい、という試みです。その仕組みを
実際に稼働させるための本格的な組織を立ち上げることを目的とするページです。
すべての「WEB大道芸人」とすべての「観客」の人々に新しい仕組みを一緒につくろうと
このページから呼びかけます。
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技術的にも、HPに対する認識の浸透性からも、ハードルはまだ幾つも有る事と思います。
しかしながら、このようなシステムが普及する事によるメリットは大きいものと想像します。
例えば、
1.今まで個人の趣味のHP運営者にも現実にお金が頂戴される。(リアルな励みになる)
2.個人、又はグループが斬新なコンテンツで参加する動機になる。
3.ネットコミュニケーションが活発になる。
4.大小様々な、募金活動の場になる。
5.特に4.について。
募金を唯一頼みとする小さなグループは、その存在を伝える場も乏しい現状です。
このシステムによりその場を得られる一助にも成りえるならば、今後、小規模な募金活動も活性化できるでしょう。
以上、紹介&感想でした。