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下記意外にも全国で多数。
多すぎて、もう、いちいちチェックしてませんでしたが。。(^-^;
1999年3月9日(火) 10時50分
煮物に針 亀岡全校で今学期の給食中止 (京都新聞)
京都府亀岡市西つつじケ丘の市立つつじケ丘小学校(清水孝夫校長)で八日午後零時四十分ごろ、給食献立のがんもどきの煮物を食べようとした児童二人が、それぞれ中に縫い針一本が混入しているのを見つけた。児童に、けがはなかった。同小は給食をストップし全給食を点検したが、ほかに異常はなかった。亀岡署で事情を聞いており、亀岡市教育委員会は同日夜、緊急の小学校長会を招集、九日以降の今学期中の給食を全面的に中止することを決めた。
同小や同市教委によると、二本の縫い針はいずれも、同じクラスで配膳されたがんもどきの中に入っていた。針の長さはともに約三・五センチ。外側からは見えなかったといい、一人の児童は、食べようとした際に、針が歯に当たり気付いた。もう一人は、はしで切り分けていたところ、針を見つけたという。同小は全校の給食を打ち切り、教職員が手分けして残りの給食を点検したが、他に異常はみられなかったという。亀岡署などに通報する一方、午後二時過ぎから全校集会を開き、児童に状況を説明。午後七時からPTA役員らを招集し、経過報告した。
同小は校内に給食調理室を備えた自校給食校。この日は児童教職員合わせて八百四食分を調理し、隣接する配膳室から職員が専用リフトで、午後零時十五分からの給食準備に合わせ各階の受け渡し場所へ運んだ。
亀岡市では、昨年十二月十七日にも南つつじケ丘小の給食の中に縫い針一本が混入しており、この問題が公になった今月六日、つつじケ丘小では児童らに給食についての注意を促したばかりだった。
▽橋詰澄雄・亀岡市教育長の話 絶対に許せないことだ。(南つつじケ丘小の給食の縫い針混入に)続いて発生したことは非常に残念だ。今後の対応を慎重に検討したい
[京都新聞 1999年3月9日]
1999年3月9日(火) 15時30分
札幌市内でも小学校の給食に縫い針が混入(北海道新聞)
札幌市内の小学校で今月二日、給食のパン一個に縫い針が混入していたことが八日、分かった。児童にけがはなかった。札幌豊平署は、いたずらの可能性もあるとみて、混入経路などを調べている。
同署と札幌市教委によると、二日昼、六年生の男子児童が自分のコッペパンの中に針が混じっている、と担任教諭に訴えた。学校が調べたところ、パンの中から長さ約四cmの縫い針一本が見つかった。他の給食には異常がなく、給食を再開したが、同校は翌日、保護者あてに通知文を出し、経緯を報告した。
同校には毎朝、パン工場から一個ずつ透明の袋に包装されたパンが配送されているが、どの時点で針が混入したかは不明という。
事態を重くみた市教委は五日、市内の全小中学校長に安全管理の強化を指示する通知を出した。
学校給食では、パンなどの中に針が入っていた異物混入事件が、二月から今月二日までに八都府県で計十五件起きていることが文部省の調べで分かり、同省が被害防止策を各都道府県に通知している。
[北海道新聞 1999年3月9日]