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2日午前の参院予算委員会で、中村正三郎法相=写真左=が米国の映画
俳優、アーノルド・シュワルツェネッガー氏がパスポート不保持で入国した際に、
日本政府に提出した「てんまつ書」を長期間私的に保有していたとの疑惑が
浮上した。
「てんまつ書」疑惑は、照屋寛徳氏(社民党・護 憲連合)の質問で明らかにな
った。竹中繁雄入国管理局長の説明によると、シュワルツェネッガー氏は昨年
10月、大阪市が協賛するテーマパーク起工式出席のため、自家用機で来日。
だが、パスポートを所持していなかったため、「てんまつ書」を書かせた上で
特別に入国を許可したが、てんまつ書が担当課に戻ったのは、約半年たった
3月1日だったという。
これについて、法相は「最初はコピーで決済したが、原本はかなり遅れてき
た。秘書に返却するよう言ったが、大臣室に(3月まで)あったんだと思う」と釈
明。ただ、「私も(家族)みんなもシュワルツェネッガー氏のファンだ」と認めて
おり、公私混同して自宅に持ち帰っていたのではないかとの疑惑も深まった。
野中広務官房長官は「(法相の答えは)満足すべき答弁になっていない。内
閣で事態を調査するので、ご猶予をいただきたい」と調査を約束したが、沖縄
のリゾート開発をめぐる“指揮権発動問題”に続く新たな疑惑に、改めて野党
側の法相への攻勢が強まりそうだ。
(夕刊フジZAKZAKよりhttp://zakson.zakzak.co.jp/)
前回の「アメリカのミサイルが飛んでくる!」「弁護士はわるいやつ」発言に続き
なんつ〜かこう陰謀論の入り込む余事のないくらいの・・・