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ラディン氏のテロ7回阻止 米紙が報道
米紙USAトゥデーは24日、米情報機関が昨年8月の米大使館
同時爆破事件以来、同事件の黒幕とされるサウジアラビア出身の富
豪ウサマ・ビン・ラディン氏が計画した米大使館など少なくとも7
カ所の爆弾テロを事前に察知し、防止したと報じた。
米情報機関高官の話として伝えたもので、標的になったのはアル
バニア、ウガンダ、ウルグアイ、アゼルバイジャン、コートジボア
ール、タジキスタンの各米大使館と米軍が使用しているサウジアラ
ビアの空軍基地。建物が古く近代的保安設備がないため、狙われた。
米側は、偵察衛星でラディン氏の電話の会話を盗聴、各国当局者
に通報、計数10人が逮捕された。ウガンダでは昨年9月、容疑者
20人が捕まったという。
同紙によると、米情報機関は、米国に対する聖戦を宣言している
同氏が現在、別の米大使館やペルシャ湾岸の軍事基地、ワシントン
やニューヨークの米政府施設などの爆破を計画しているのではない
か、と懸念している。(共同) (了)
[共同 2月24日] ( 1999-02-24-18:48 )