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81年12月11日羽田空港別館ビル3階広報課にて、全日空617便の長田副操縦士と高杉機長、666便の渡部機
長と島田機関士への矢追氏のインタビュー記事より抜粋
高杉機長(当時38歳、飛行時間約7000時間)
「私達の617便は18時39分(81年11月27日)に羽田を離陸して高度35000フィートまで上昇、大島西80マイ
ル付近の上空でそれを見つけたんです。左前方に日航機が見えたので、ああ予定通りだな、とちょっと左
へ向いた途端、不思議な物が目に飛び込んできました。」
丸いオレンジの光がジャンボ機の窓のように一列に並んでいたが、すぐにそうではない事に気付く。
「ジャンボの窓は300m近く接近してやっと、それかなと見分けられる程ですが、目測で50km以上離れてい
たのにハッキリ見える程大きかったからです。すぐ他の2人に、おい、あれは何だと注意を喚起しました」
光体群は高速で接近。目算で「マッハ3は出ていた」という。
「初めは何なのか半信半疑だったんですが、見ている内に2〜3のグループにバラケて、これは変だぞと。
機から90度の位置まで来たところ、パッと見えなくなってしまいました。何だか我々のコクピットを覗き
に来たみたいでした。猛烈な速度で接近しながら、回り込むように迂回して、直後消えた、という感じで
した。恐らく10マイル以内に来ていたと思います」
機長が約10秒、後クルー全員が約15秒確認。計器と所沢のATCのレーダーでは確認されなかった。
そして、この遭遇の約3分後、666便。
渡部機長(飛行歴27年)
「長崎を離陸して松山市から15マイル北方上空まで飛んだ時、時刻は19時8分だったと思います。私も初
めはジャンボ機の窓の明かりかと思いましたが、あれが1つの窓なら全体はジャンボの20倍はあるでしょ
う。そんな飛行機がある訳ないし、ジャンボの3倍位の速度で急接近してくるので、衝突の恐れも…と思
わず身構えた程です。暫く我々の機と並行して飛んでいるように見え、物凄く大きな航空機の窓といった
感じで青白い丸い光が並んでいました。急に速度を上げて宇和島上空から室戸岬の方へ遠ざかり、見てい
る内にパッと消えたんです」
島田航空機関士
「私は消える時もよく見ていたんですが、丸い光の列の間というか、両端に銀色のやや大きく淡い光が見
えていました。それが消える直前互いに接近し始め、霞がかかるようにボケてくるにつれ、間の一列も消
えていったんです。終いには合体した銀色の光も消えてしまいました」
福岡の航空交通管制部でも、やはり確認されなかった。
80年10月22日、ロンドン市イートンスクエア
クランカーティ伯爵(兼作家ブリンズリー・ルポア・トレンチ)宅にて
英国上院UFO研究会(私的な会で、当時議員25人が会員だった)への矢追氏のインタビュー記事から
会員キンバリー卿(以下K)
「79年1月にクランカーティ卿が発議して、英国上院で史上初めてUFO問題が討議された事(3時間に亘る
、公式議事録は即売切れ)に始まります。賛否両論で、ありもしない現象に論議を費やすのは時間のムダ
という議員と、UFO現象は実在し、もし地球外文明ならば、国家的大問題否全世界の人類にとっても重大
事態だから委員会を作って研究討議すべきという議員に分かれました。結局政府側の、科学的根拠のない
確証すらない現象だから国会で論議するには当たらない、という意見で締めくくられてしまったのです」
会長クランカーティ伯爵(以下C)
「政府は米政府と組んでUFO情報を隠そうとしています。米国では、情報自由化法に基づきCIAが訴えら
れ900ページもの極秘情報が公表されました。しかし我国には残念ながら情報自由化法がありません。そ
こで我々がそれにかわる法律制定を働きかけ、政府の隠している情報を公開させよう、というのが最大の
目的なんです。…74年2月21日午後8時半、仏ラジオ放送局“フランスアンテル”がUFO特集(39回に亘る
研究シリーズ)でロベール・ギャレイ国防大臣にインタビューした事があります。彼は、率直に仏当局が
取り組んでいる現状を話しました。
1.仏では1954年、国防省内にUFO調査課が置かれ、全情報はここで分析研究されている。
2.その大部分には国防大臣自ら目を通しているが、殆どが憲兵隊や空軍の上級将校、熟練パイロット等の
信頼できる人々の報告で、UFO現象が実在する事は間違いないと信じている。
3.1970年以降、UFO情報は新設されたGEPANとCNESに送られ、科学者による純粋に科学的な見地の分析
研究もされている。これで、当局がいかにUFO問題を重視しているか国民にも分かって貰えると思う。
4.UFOが地球外文明か地球上の某国の秘密兵器かは、まだ結論に至っていない。しかし国防当局は何者た
りと、我が領空を侵犯するものに重大な関心を払わずにはいられない。
5.私の個人的意見を述べれば、UFO問題には広い心を持って率直に取り組むべきと信じている。これまで
の人類史を振り返っても説明のつかない事を説明しようと努力する時、人類は進歩したといえるだろう。
我々の科学も、科学者がある時点である現象を説明又は理解できないと率直に認めた時、初めて進歩でき
たのだ。
…これはフランスはおろか全ヨーロッパにセンセーションを巻き起こしました。各紙は一斉に大見出しで
取り上げ、後には本になったくらいです。にも関わらず、我国のマスコミは一行たりとも触れなかったの
です。私は数日後、マスコミの沈黙と政府の関係について、我国の国防大臣と首相に公式の質問状を提出
しました。
その返事たるや、我々上院議員一同が唖然とするものでした。何とそこには、残念ながらそのような番
組の存在を知らない。仏国防大臣のインタビューがあった事すら知らないのでお答えしようがありません
…と書かれていたんです。御承知のように英仏はNATOで結ばれ、国防面で共同戦線を張っているばかり
でなく、経済的否地理的にもドーバー海峡を挟んで目と鼻の先にあります。それがこのように話題にな
った仏大臣の発言を全く知らなかったなどという事が考えられますか」
K「地球製UFOはまだ完全ではなく、大気圏内しか飛行できず、空気の無い宇宙では使えないようです。
一方現象そのものは聖書や世界各地の古文書に記されている通り、文字として残っているだけでも4、
5千年前から報告されています。我国でUFOフラップが起こったのは1907年で、当時航空機のない頃です
から、ナチスや地球製とは考えられません。地球外から来ている物の方が遥かに長期間、多数出現してい
る事は明らかです。現に米国で製造されているというUFOは、米国内に墜落した地球外起源の残骸を回収
分析した物から研究し、作られているといわれています。オハイオ州デイトンのライトパターソン空軍基
地には、少なくとも8機の墜落機体と乗員の死体が20体程隠されている筈です。これらの詳細は、恐らく
我国の国防省の秘密金庫にも収まっている筈なんですが…」
C「米国のバリー・ゴールドウォーター上院議員は“広大な宇宙には我々人類より優れた文明を持つ生物
が沢山存在する。我々が宇宙で唯一の高等生物などと考えるのはナンセンスだ”と主張してきた進歩的な
議員でした。彼は1960年初頭ライトパターソン空軍基地で、古くからの友人カーティス・ルメイ将軍に秘
密エリアにあるブルールームを見せて欲しいと頼んだのです。それまでニコニコ歓談していた将軍は、突
然表情を引き締めると“冗談じゃない。彼所だけは特別な人間以外は誰1人入れない。大統領といえども、
否この私さえ1度も許された事がないんだ”と厳しい態度で断ったといいます(第18格納庫への立ち入り
が許可されなかった事は同議員自筆の手紙と、その報道担当スポークスマンが認めている)。議員はある
種の確かな情報を入手していたと思われます。それがアイゼンハワー大統領の件なのです。
1947〜78年に20件近くものUFO墜落があり、その内殆どは最終的にライトパターソンへ運ばれました。
そこに至るまでは、一時的に事件の現場近くの空軍基地に保管される事が度々あったのです。1954年12月
20日に大統領が噂を知り、自らお忍びでロス郊外のエドワーズ空軍基地へ赴く事になったというのです。
彼は予め慎重に練られた作戦通り、友人の牧場でゴルフ休暇、という名目でカリフォルニア州パームスプ
リングスへ出向きました。その滞在期間中1日だけ、2月20日に突然記者達から姿を消し、軍用ヘリで基地
を訪れ、第27格納庫で宇宙人と会見したといわれています。彼らは空中浮揚や、念力による物体瞬間移動
を見せ、さらにはテレパシーで話したそうです。大統領は、“これは現在の地球上の常識を遥かに超えて
いる。こんな事実を大衆に知らせたら回復不可能なパニックに陥る危険性がある。宇宙人とUFOは、当分
超極秘扱いにすべきだ”と結論したといわれます。その後、彼らはライトパターソンへ移されたといわれ
ているのです」
K「その時立ち会ったのは、大統領ばかりではないそうです。ジャーナリストや牧師、科学者といった各
界から慎重に選抜された極少数の人々が参加したといいます。どうやら、会見をアレンジした当事者…軍
の情報部か諜報機関なのかはわかりませんが…は事実を大衆に知らせるべきか否かの判断材料にする為、
大統領を始め様々な人の反応を見ようとしたらしいのです」
C「第一に考えられるのは、UFOの推進力や高度なテクノロジーを誰よりも早く入手した国家が地球を制
覇できる、という事です。つまり米軍あるいは諜報部門の最高首脳陣は、UFOを解体するなり宇宙人に口
を割らせるなりして、この超文明の技術を独占したいと考えている。それが既にある程度進められている
らしい。だからこそ、事実を他国ばかりか自国民にも気付かせたくない、と考えていると思うんです」
K「UFOが頻繁に出現する地域は、重要戦略基地、核兵器貯蔵庫付近、新型核兵器の秘密実験場、それに
核ミサイル地下秘密基地が多いのです。つまり事件を公表する事で、これら重要軍事施設や実験内容を敵
方に悟られる危険があるのです。また、イラン空軍の例でもわかる通り、地球上最高のテクノロジーによ
る武器でもUFOには何の役にも立たない事は明らかです。このような詳細を公表していくと、国民が高い
税金を払って作った軍備が全く無力である事を曝け出し、軍当局は非常に都合の悪い事になるでしょう。
もう一つは我々の社会体制に関わる問題です。仮に宇宙人から超文明の持つ、未知エネルギーを引き出
す方法を教わったとします。ただ同然で極簡単に得られるエネルギーだとしましょう。すると現在石油に
依存している企業は廃業か転業しなければならず、莫大な投資をした設備は無用になります」
C「我が政府当局も隠蔽作戦に加担している事は明らかです。数週間前、私はスコットランドヤードに頼
まれ、大勢の警官達の前でUFOの講演をしました。講演後、彼らは次々に形状や飛行の様子、起源等につ
いて質問しました。彼らの大部分が目撃したり、市民からの報告に困っているというんです。私は吃驚し
ました。そのような事件は新聞もTVも一度も報道していなかったからです」
K「私の息子の一人はロンドンの警官ですが、上司は書類を上層部へ、そして国防省へ回す筈だというん
です。国防省にはそれをチェックする機関があるらしいというのです。にも関わらず、我々上院議員でさ
えそんな機関の存在を知らされていないのです。私自身公式な質問状を国防長官に提出しました。返事は
ノーでした。そんな夢物語に労力を費やすような機関の設置は許されていない、といった内容です。彼ら
は未だ1953年の米ロバートソン査問会が示唆した“大衆がUFOをバカにする作戦”を律儀に守り続けてい
るに違いありません。
例えば、つい先頃グラスゴー市の近くで5人の信頼すべき警官が勤務中にUFOを目撃しました。その時
の新聞記事は、ウイスキーの飲み過ぎによる錯覚だろうというものだったのです」
C「大衆がパニックを起こす恐れがあるから云々、という言い訳はもう意味を為さないと思います。現在
の状況では、大衆はUFOや宇宙人について既にある程度の知識を持つに至っています。事態がどうあれ、
事実を国民大衆に知らせるべきだと信じています。これは体制や国家利益云々の問題ではなく、地球人類
全体の運命を左右する大問題だと思うからです。そして大衆には、どんな情報でも、それを知る権利があ
ると思うのです」(了)
…ここに拙著「地球作戦」から引用しよう。「(中略)拙著『人類の中の人々』の読者なら、遥かな昔、
地球人がスカイピープルと交わっていた頃存在していた統治制度の二元的システムについて熟知している
だろう。そこでは聖職者あがりの王、乃至は神格的王である惑星外の統治者がいた。また、我々自身の惑
星上で生まれた現実の統治者もいた。彼は地球上の行政管理から日常の問題に至るまで一切に目を光
らせた。
アトランティス大陸の沈没後、スカイピー
プルが姿を消すと、この二元的システムは古代エジプトにお
いてメネス時代まで象徴的に維持された。
“驚くほど力強い王”が再びジャックリーの王を育てる為に空から舞い降りるというノストラダムスの
この予言は、スカイピープルが戻ってきて再びこのシステムを復活させる事を明らかに意味している」
地球は今後数年間、非常に困難な時期を迎えなければならないようであるが、長い目で見ればその将来
は明るい。我々がノストラダムスの予言に従えばの話だが、彼が未来を洞察する事にかけて他の追随を許
さない予言者である事を思えば安心感が湧いてくる。
いつの日か人類は、フレッド・ホイル卿が「銀河電話帳」と称した団体の歓迎すべきメンバーになるか
もしれない。更に、我々の子孫達は、我々が夢想する事さえできない奇跡を実現し、星々への旅行を楽し
むようにもなる事だろう。(ブリンズリー・ルポア・トレンチ『地球内部からの円盤』75年)