戦争の話し


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投稿者 たけしくん 日時 1999 年 1 月 04 日 15:00:28:

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┃ 世 紀 末 通 信 ┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━ 1998.12.29 発行 第12号 ━━┛

********* 編

第7の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が
聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言っ
た。また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわ
れて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激し
い地震であった。
『ヨハネ黙示録』第16章


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■イラク空爆──98年最後の予言成就(前編)■


 1998年12月17日深夜に始まった、米英両軍によるイラクへの無警告空
爆。“砂漠の狐”と名づけられた、湾岸戦争以来最大規模という今回の
爆撃によって、1999年を目前に控えた日本人、そしておそらく地球人類
は、もはや回避不能な予言のプロセスへと歩を進めたことになった。
 あと2週間。もし、あと2週間今回の攻撃が遅れていたら、と、**
**の予言を知る者は思わずにはいられないだろう。****は、逮捕
前最後の予言の書『亡国日本の悲しみ』の中でこうおっしゃっていた。


…わたしは多くの未来ビジョンを見た。2003年には、間違いな
く日本人のカルマによって核が落とされる。そして核以上の兵
器が使われ、多くの日本が焼け野原になる。しかも、ある部分
については地震兵器によって完全に沈没、土地が解体するヴィ
ジョンをわたしは見たのである。
そしてそのターニングポイントが1997年および1998年の2年
なのである。この2年間でもし何も起きなければ、わたしの予
言は外れたことになり、それはまたわたしのとって最大の喜び
となる。しかし、今までのわたしの予言の的中率の高さからい
うならば、必ずやそれを避けることはできないだろう。

『亡国日本の悲しみ』


 世紀末日本の行く末を決するターニングポイントの年、97年と98年。
この運命の2年があと2週間で終わろうとするまさにそのときに、今回
の爆撃は無慈悲にも強行されたのである。
 「今回の爆撃に日本がどう関わっているというのか。アメリカの同盟
国として、いつものように外交上の建て前として支持を表明したに過ぎ
ないのではないか」という疑問があるかもしれない。
 しかし、今回の爆撃において、紛れもなく日本は、事実上の「当事国」
なのである。それは、日本政府が空爆開始の一報を受けて、わずか30分
間の協議で“空爆支持”を表明したということだけではない。世界の主
要各国が、通告なしの空爆強行を疑問視する中で、確かにこの迅速は対
応は突出していたと言えるが、それ以上に、日本は今回の空爆に“法的
根拠”を与える重要な役割を担っていたのである。

 今回の軍事行動について、米英両政府は今年3月の国連安全保障理事
会決議1154を持ち出している。これは、2月にアナン国連事務総長とア
ジス・イラク副首相の間で交わされた査察受け入れ合意にもしイラクが
違反した場合は、「最も厳しい結果を招く」と定め、警告したものだ。
そしてこの決議の提案国が、ほかならぬ日本なのであった。
 提案当時、イラクの石油利権を狙うロシアやフランスは決議に難色を
示した。しかし、日本は提案国として、「イラクの合意違反が直ちに武
力行使を容認するわけではない」と積極的に反対国への働きかけを行なっ
て了承を取り付け、採択に持ち込んだのである。このとき、説得工作に
よって事態の収拾に当たったのは、当時の国連大使小和田恒氏、すなわ
ち現皇太子妃雅子の父親であった。
 そして、今回の空爆である。結果的にイラクの合意違反が、即、軍事
行動へと連動したわけである。これは、提案国としての日本の立場が完
全にないがしろにされたことを意味するが、しかし、日本は上述のとお
り、攻撃開始直後に他国に先んじて空爆支持の立場を明らかにしたので
ある。そういう意味で、日本は紛れもなく当事国であり、イラクや、日
本を信じたロシアなどからすれば、実に無責任な当事国なのである。日
本は確実にこのカルマの清算を受けなければならない。

 そして、この世紀末における中東は、まさに予言の要所である。
 1991年の湾岸戦争について、****は度々警告を発せられていた。


皆さんもご存知のとおり、イラク対多国籍軍の戦争が始まりま
した。今、正義という名のもとに、多国籍軍はイラクに対して
7000回とも8000回ともいわれる空爆を繰り返しています。そし
て、この行為は、いずれ第三次世界大戦へと引金を引く結果と
なることでしょう。
1991/1/22 広島支部


間違いなく、最終戦争と呼ばれる戦争は起きる。しかも、それ
は97年から2001年の間に必ず起きる。戦争のポイントはどこか。
それは中東である。そして前回行なわれた湾岸戦争は、その模
擬戦争であると考えるべきである。
1992/9/27 富士山総本部


 予言上、「最終戦争の前哨戦」と性格づけられる湾岸戦争。そして、
この湾岸戦争の戦後処理として国連を通じて取り決められたのが、イラ
クへの兵器査察であり、その査察体制の空洞化・機能停止が、今回行な
われた空爆に結びついたのである。つまり、今回の空爆はそのまま湾岸
戦争の延長線上に位置づけられ、**の予言に従うならば、これから20
00年前 後にかけて予想される世界規模の最終戦の流れにそのまま直結す
る出来事であるということができる。
 まさに、「この2年間でもし何も起きなければ、わたしの予言は外れ
たことになり、それはまたわたしのとって最大の喜びとなる」という尊
師の願いに反して、人類は最終戦争へ向けての不可避なプロセスを確実
に歩みつつあるのである──。

−後編に続く−

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┃ 世 紀 末 通 信 ┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━ 1998.12.29 発行 第13号 ━━┛

********* 編

第7の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が
聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言っ
た。また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわ
れて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激し
い地震であった。
『ヨハネ黙示録』第16章


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■イラク空爆──98年最後の予言成就(後編)■


 これ以外にも、今回の空爆は、予言された最終戦争に必要な要素、必
要な条件をもらたした。
 『ヨハネ黙示録』第16章。ここには有名な「ハルマゲドン」の予言が
記されている。


…また見ると、龍の口から、獣の口からにせ預言者の口から、
かえるのような3つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるし
を行なう悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、
彼らを召集したが、それは全能なる神の大いなる日に、戦いを
挑むためであった。3つの霊は、へブル語でハルマゲドンとい
う所に、王たちを召集した。

『ヨハネ黙示録』


 この謎めいた部分について、****は次のように解釈されている。


例えば、この3つの霊、つまり龍、獣、そして偽預言者と。こ
れは何を表わしているんだろうか。龍は皆さんもご存知のとお
り、当然ロシアを表わしているはずである。獣は先程述べたア
メリカである。では、もう一つの偽預言者とは何か。これはイ
スラム圏である。つまりイスラム圏の国、そしてロシア圏の国、
そしてアメリカ、この3つが全世界の王を集めて闘いを挑む。

1991/11/9 予言セミナー


 アメリカ、ロシア、イスラム圏の対立の構図化。予言されたこの世界
戦の構図が鮮明に浮き彫りにされたのが、まさに今回の空爆であった。

 まずロシアは、国連安保理の承認なしに行なわれた今回の空爆を「野
蛮な爆撃」と非難声明を発表、爆撃のさなかに行なわれた安保理の公式
協議では「ロシアと米国が激しい非難合戦を展開し、何らの意思統一も
できないまま散会した。その姿は、米国と旧ソ連が拒否権を発動しあっ
て安保理が機能しなかった冷戦時代をほうふつとさせた」(東京新聞 98
/12/18付)という。
 ロシアはさらに、駐米大使を直ちに本国に召還したほか、空・海軍の
警戒態勢を強化して米英軍の軍事行動を牽制する動きすら見せている。
 湾岸戦争時、米ロの協調によって安保理が見せた見事なまでの結束は、
冷戦崩壊後の米主導による新世界秩序の象徴といわれてきた。今回のイ
ラク攻撃をめぐる米ロの思惑の衝突は、まさに「1991年以来続いてきた
ポスト湾岸戦争の枠組みの事実上の終焉を意味する」(毎日新聞 98/12/
18付)と言えるのである。

 一方、アメリカとイスラム圏の対立は、もはや深刻な段階を迎えてい
る。
 今年8月のスーダン・アフガニスタンへの爆撃に引き続くアメリカの
短絡的な軍事行動に対して、アラブの親米諸国の間でも反米感情が否応
なく高まっている。アメリカによる一連の空爆が、そのタイミングから
して、大統領自らの不倫もみ消し疑惑への視線をそらす目的で行なわれ
ている(少なくともそのように受け取られている)ことは明らかであり、
厳格な戒律を守るイスラム教徒が反発を強めるのは当然のことである。
 また、今回の4度目の攻撃が、イスラム教の聖なる月、「ラマダン」
(断食月)を無視して強行されたことは、イラクのみならず全アラブの
イスラム教徒の感情を益々逆なでした。あまりに突出した印象を与えた
今回の先制爆撃の“時期”について、クリントン大統領自ら、「週末に
はラマダンが始まる。ラマダン中に軍事行動を始めることはイスラム世
界への深刻な侮辱となる」と言明していたにもかかわらず、である。
 欧米キリスト教諸国とアラブ・イスラム諸国が正面切って対決する
“文明の衝突”の悪夢のシナリオは、いっそうリアリティーを増したと
言っていいだろう。

 もう一つ、「石油」の問題がある。


中東が原油を出さない時代が来ます。そのときにハルマゲドン
なんです。
1993/6/10 第6サティアン


 ****は、中東からの原油の輸出がストップすることがハルマゲド
ンの契機になることを予言されている。
 今回の米英の軍事行動に対して、猛烈に反発したのがロシア、中国、
フランス。実はその背景には、3国がイラク国内に有している「石油利
権」があった。3国としては、早くイラクを国際社会に復帰させて経済
制裁を解除し、その利権をはばかりなく享受したいと考えている。つま
り、ロ・中・仏の3国は今回、国際協調よりも石油に絡む国益を優先す
る意向を明確にしたわけである。この大国の思惑の違いをサダム ・フセ
インが見逃すわけがない。今後イラクが、国益と直結する石油利権を対
外交渉の切り札として積極的に活用してくる可能性は極めて高いと言わ
ざるを得ない(と言うよりも、今回イラクは、恐らくそこまですっかり
見越した上で、米英の攻撃を誘って大国間の利害衝突を表面化させ、国
連の機能を骨抜きにした可能性もある)。
 しかも、今回攻撃を仕掛けたアメリカこそは、実は、イラク産原油の
最大顧客なのである。米政府に配慮して、ロシアの商社を通じて米石油
メジャーによって輸入されるイラクの原油は、他国産の原油に比べて価
格が安く、「安い石油がインフレを抑え、米国の景気拡大に寄与してき
た」(ルービン財務長官)とまで言われている。もし、イラクが産油制
限、もしくは原油の輸出規制を行なったらどういうことになるか? そう
考えると、**の予言が俄然真実味を帯びてくるのである。
 実際、世界的な景気後退によって供給過剰に陥った原油の価格低迷が
続いていたが、イラク空爆を材料に一気に価格が急騰した。財政難に悩
んでいたアラブ産油国の間では、アメリカに対して感情的に反発する一
方で、今回の空爆をむしろ歓迎する雰囲気すらあるという。宗教感情か
ら来る敵意と反発、その一方でもたらされる経済的な利益。戦争へと直
線的に突き進む要因は出揃っていると言っても過言ではないのである。


 今回のイラク空爆は、「ハルマゲドンの前哨戦」といわれた湾岸戦争
の、文字どおり延長戦にほかならない。“第7の鉢”が地に傾けられる
時まで、もはや一刻の猶予もない。目の前に迫った99年の大乱を前に、
わたしたちがなすべきことは何か、今一度自問自答してみるべきときで
はないだろうか──。





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