[スバ 18日 ロイター] フィジー高裁は、先住民族の権利拡大を求めてクーデターを起こした元実業家ジョージ・スペイド被告に対して、反逆罪で死刑判決を言い渡した。
被告は2000年、インド系初の首相に就任したチョードリー元首相の政権を転覆させた。
被告は初公判で、起訴事実を全面的に認めていた。
ただ、被告側弁護士はロイター通信に対し、判決通り死刑が執行される公算は小さい、とコメントした。
フィジーの現行法は、反逆罪に死刑を科すことを規定しているが、現在の政権は先週、死刑の代わりに終身刑を導入する方針を示した。(ロイター)
[2月18日12時50分更新]