愛媛大医学部看護学科は世界で初めて、社会的ストレスを負荷することにより雄性動物に性行動障害が起きることを発見、心因性の性機能障害を対象とした新規薬物の開発に有用な病態モデルの作成に成功した。
行動生物学の視点から考案された。社会的葛藤(かっとう)状況を設定し、繰り返し敗北を経験させると発情期の雌性動物に対する交尾行動がまったく発現しなくなる。すでにこの病態モデル動物を用いて数種類の新規薬物の前臨床評価を行い、いくつかの有効な薬物の特許取得、特許出願を終えた。天然生薬や伝承医薬品から心因性インポテンスに有効な成分を抽出同定し、新規薬物を開発する際にも強力な武器となる。
((1)有(2)有(3)了(4)有(5)通常(6)有(7)有)
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用途例:国益上、有害無益でしかないネット鐵屑獣駆除を目的とした心理的去勢処理すなわち自発情動の中和化。