(回答先: オードリー「アンネは私自身だ」? 投稿者 小川 日時 2002 年 2 月 14 日 09:32:21)
小川さん、初めまして。
まず、お断りしなければならないのは、オードリーが、ベルギー貴族の娘というのは思い違いで、ベルギー貴族の血をひく女性なのかもしれません。
ベルギー王家と言えば、サックス・コーブルク・ゴータ家ですから、オランダとは深い関係にあります。端的には、西欧の王室や貴族は、たどっていけばみな姻戚関係があるという間柄です。
>しかし、「アンネ(・フランク)は私自身だ」というオードリーの言葉は完全マッチ
>ポンプなんでしょうか?
先の書き込みで参照した「オードリー博物館」には、オードリーの幼いときの写真があり、「ローマの休日」以降の彼女の顔立ちとは異なっていました。私と家人の印象では、ユダヤ系の血を引いているかもというものでした。そして、整形手術をしているんだろうなと思いました。
ユダヤ人とナチスが完全に敵対関係にあったとは思っていません。ナチスに協力したユダヤ人もいましたし、ナチスの協力によってパレスチナに赴いたシオニストもいました。
意図的な大虐殺があったかなかったかは別として、犠牲になったユダヤ人の多くは、貧しきユダヤ人や様々な組織から救済の手がさしのべられなかったユダヤ人でした。
ユダヤ人は、ナチスだけではなく、歴史的に数多くの迫害にあっていますから、そのようななかで生き延びる智恵を備えています。
ユダヤ系が、ナチス黒シャツ党の幹部になってもおかしくありません。
ヒトラー自身が、1/4ユダヤ系とも言われているくらいです。
このような意味で、「オードリーの言葉はマッチポンプ」だとは言えないと思っています。