○自由チベット協議会「12.8声明文」
中共とビンラディンの「テロリスト密約」を中国民主化
運動の指導者、魏京生氏がインターネット上で暴いている。
ビンラディンは、中共に軍事支配されている新彊ウイグル
自治区の独立運動家たちに、アフガンで軍事訓練を施して
いたが、中共とビンラディンは1999年に秘密協定を
締結した。
ビンラディンは支援を受ける見返りとして、軍事教練を
受けた活動家たちの名簿の一部を中共政府に提出した。
中共は彼らの存在をパキスタンに知らせて、逮捕させ処刑
した。
更にビンラディンは5回も秘密裏に訪中し、タリバン
政権は経済・技術・軍事援助を受けていた。
事実、カンダハルに行なった米軍の空爆で、タリバン
兵の死者の中に少なくとも20人の中共人民解放軍の兵士
が含まれていたという外電もある。タリバン兵士支援の
義勇兵は、パキスタンやアラブ諸国からだけでなく、
中共の正規兵まで送り込まれていたのだ。
タリバンのザイーフ駐パキスタン大使は、朝日新聞記者
の取材に対し
「我々は他国の内政には干渉しない原則を堅持しており、
中国内のいかなる勢力の活動にも手を貸さない方針を
伝えている」
と述べている。
中共とタリバンの密月は今や明々白々となった。
ビンラディンは、彼を信頼して軍事訓練を受けたイスラム
教徒のウイグル人活動家たちを裏切った。またビンラディン
を匿っていたタリバンも、ザイーフ駐パキスタン大使の発言
にみるように、中共の資金供与に懐柔されて、圧政に苦しむ
ウイグル人イスラム教徒を見捨てていた。
およそ自分を信用して頼って来た活動家たちを売り渡すよ
うな人間たちには、一片の正当性も認めることはできない。
また圧政に苦しむ人々を解放するためのテロであり、聖戦だ
との主張もその正当性を失う。
これ程までに卑劣なテロリストと手を結び、自国民の人権
を弾圧し続けている中共政府は、世界最大のテロ支援政府で
あり、その矛先は明確に日本にも向けられている。
中共指導者層への秘密指令
「日本解放第二期工作要綱」
には、
「日本の国力の全てを中共の支配下に置き、中共の世界
解放戦に従事せしめる」
とある。
第二期の目標は、「民主連合政府」の設立にあり、
第三期の目標は
「日本人民民主共和国」の樹立と、戦犯としての
「天皇処刑」にあるとなっている。
昨年来、元朝日新聞記者松井やよりを主犯とする模擬
「女性国際戦犯法廷」が、昭和天皇を戦犯に処そうと画策
していることも、中共の指令に沿った破壊工作であることが
これで明らかになったと言えよう。
戦前の日本は、盧溝橋事件という中共の破壊工作によって、
大陸の戦火に巻き込まれて国策を誤った。現在の日本もまた、
中共の破壊工作によって、世界に冠たる平和国家を失おうと
している。
我々日本人は、平和と繁栄を築いてきたこれまでの実績に
自信を持ち、中共政府の圧政に苦しんでいる中国人民にも
支援の手を差し伸べようではないか。
ビンラディンに裏切られたウイグル人たちにも、また迫害
され続けているチベット人たちにも支援の手を差し伸べよう
ではないか。
(『國民新聞』平成13年12月25日号)
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/131224chibetto.html