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| ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ１６ ★阿修羅♪ |
(回答先: 左翼とは 投稿者 student 日時 2002 年 1 月 30 日 17:34:51)
現在の日本では、ウヨ、サヨにかかわらず、
どんなに頭が悪いおバカさんでも、政治結社や抗議デモに表現できるという、
大義名分のレッテルの片方が「サヨク」でしょうかね？
（三次元空間は、右と左だけじゃないぞ？上下、前後もあらーな。）
日本の政治システムを乗っ取って支配する上で都合が悪い事は片っ端から、
みんなウヨサヨの対立にすり替えて、問題の本質をアホな大衆に考えさせずに、
大衆の政治的欲求不満をうやむやにゴマかす効果を期待しつつ…
そういった出任せ同然の低レベル非生産的な政治団体をデッチ上げて、
企業にたかったり、署名を集めたり、物乞いして、
それで飯を食ってイキがっている専属アホクズ集団も世間では見かけるようです。
国の恥だ。
問いたいのは、
どうして、共産主義の反対概念が、資本主義あるいは民族主義だ、
とみんなは信じ込まされているのか？本気でオレわからないんだけどね。
本来は全然別個の概念なのに、
対立軸にむりやりこじつけて後からそれらしい理論や説明がついて、
訳もわからず信仰して、互いに操られた嫌悪感を剥き出しにして…
「資本家、利潤、搾取、競争、れっせふぇーる、市場原理…」
あるいは、「分配、平等、計画統制経済、公務員化…」
それらの概念が何故か一方的に、
それぞれひとまとめの「体制パッケージ」への所属に決めつけられて、
如何なる場合においても絶対的に善か悪か、○か×か、なんて
そんな単純じゃないだろう？
人の心はロボットでないはずだ。
資本家が如何なる場合においても絶対悪の存在としたら、
たとえば日共の支持者は、株や投信など金融商品を一切持っていてはいけないのかい？
では、企業への投資が、民間による直接金融だと絶対悪で、
国家の計画経済下による直接投資が絶対善という根拠は何？
あるいは善、悪がその逆でも同じこと。
それぞれの国家システムにはそれぞれの長所や短所があるだろうに？
もし余剰利潤を絶対悪としたら、
50円で30分の労働コストで作った物を90円で売って、
労働者に10円分を賃金還元すると絶対悪で、
同じものを150円と1時間の計画的労働コストで作って、100円で売って、
低賃金でガマンしろ、が絶対善だってえの？
同様に、「これは人民（又は地元民）の所有物です。」とつまらんハコモノ公共事業を次々作って、その結果、ろくに利用されずに収支を大赤字にさせていいと思うか？
逆に、計画分配しないと国民経済が成り立たない生産資源制限的な貧乏経済環境にある場合は、
市場原理とやらで海外投機筋からボロ安で買い叩かれて、海外に流出したりして、
国内需要の必要量が確保できない、なんてのでは国民生活が成り立たない。
あるいは、「共産主義国は税金がない」からと言って、
莫大な社会保障費などのコストは、国民の目に直接見えない、
国家が決めた商品価格などで間接負担しているのであって、
何主義だろうと、そういうコストは決してタダではない。
その一方で、４０１ｋのようになけなしの労働の果実を投機に放り込むのが美徳だと洗脳されちまって、老後の蓄えのはずがドブに捨てて丸裸になっても自由経済だから善、だろうか？
別の角度から見てゆくと…
戦争に負けるなどして超国家資本に私物化されたある国家があるとしよう、あたかも
全体主義的な巨大企業のように他国と自由競争をする「決まり」を強いられて、
共産主義的な管理統制経済と労働搾取を家畜労働者に強いたとしたら、
資本主義と共産主義、
ではどっちが悪なんでしょうね？
つまり、資本家による労働搾取と、国家による管理統制経済は、必ずしも対立概念ではない。
国家権力に携わる立場であるところの支配階層が、
国民への奴隷統治思想を持っていれば、それは同時に両立可能のはずだろう。
「世界中に強制移住させて、家畜として有無も言わさず混血させて、
民族性を破壊し、過労死するまで労働者を強制労働させ、徹底的に労働搾取して、
個人個人の行動や消費物資を徹底的にＩＴ監視し、最低限以下しか消費物資を与えない、
それは邪魔な人口を抹殺して、清潔な地球にするためである」
そういう「ユートピア世界政府」すら理屈の上では成立できるはずではないか。
「資本主義」国家においても、暗に陽にＩＴ監視機構は存在する。
すると対立軸の本質は、共産主義か資本主義or民族主義か、ではなくて、
他民族・他国民を奴隷支配する事が人道上許されるのか、そうでないのかどうか？（※）
ここで、
「国際主義 民族主義」「共産主義、資本主義」
の組み合わせを考えてみよう、
国際(=超国家)資本主義、民族資本主義、国際共産主義、民族共産主義
といった組み合わせが可能なはずでしょうね。
実際の世界情勢と照らし合わせてみてください。
それと、いわゆる「自由主義」国家だからと言って、
経済政策などを完全にれっせふぇーる（放置プレイ）にしたら、
無法化して国家が自壊するか、弱体化して他国の奴隷になってしまいかねない。
だから、何主義であれ、国家として何らかの計画経済性なくしては、
金融・経済政策を通した、経済への調整関与機能の維持は難しいだろう。
それは国家としての存在基盤、存在意義にかかわる次元の課題でもあろう。
もしその国家機能が意図的に弱体化させられたとして、その国民が入れ知恵されて
「そんな放任国家なんかいらない！」
なんてイメージを導かれてしまっては、
世界のあらゆる国境を否定する国際主義の口実にもなろう。
その結果、世界中到る処、誰しも利己的な存在でしかなくなれば、
やはり無法化するんじゃないのか？
それでは世界人類は共倒れになりかねないだろうね？
だから、国境があろうとなかろうと、原則的にどのような社会規模であろうと、
どこかしらに統治機能が必要とならぜるを得ないだろうと思うがね。
ということは、そういった世界統治を目論む一群が、
もし残酷で人種差別的で邪悪で傲慢な教義に取り憑かれていたとして、
超国家資本を総動員して、「国際主義は善」のスローガンで世界中の人々を洗脳して、
すべての国境を力尽くで取り払おうと実力行使したら、結局世界はどうさせられていくの？
上の※印の事です。
何書いているかわからなくなるので切り上げるが、
オレが言いたい事とは、要は、
言葉だけ並べて、「善か悪か、○か×か、サヨかウヨか…」
にとらわれるのではなく、それらの概念は互いに連続性を持っているのであろうから、
あらゆる先入観に囚われることなく、国家の在り方を考えてほしいな、
というような主張でした。
推敲しておりませんので、あちこち変なのは許しておくんなさいまし。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。