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(回答先: 【日本の政治が動くか】真紀子外相更迭反対:87% 小泉首相支持率:37% [「スポーツニッポン」アンケート] 投稿者 assira 日時 2002 年 1 月 31 日 22:47:48)
小泉政権が、田中真紀子外相強制辞任のあおりで生じている地滑り的な支持率低下を防ぐ最後の切り札と考えていた「緒方貞子氏の外相就任策動」が失敗に終わり、環境大臣であった川口順子氏を外務大臣を就任させることになった。
どうしても、男性ではなく女性でというのが、最後の切り札を失った小泉政権の最後の抵抗だったようだ。
[新外務大臣の略歴]
かわぐち よりこ
川口 順子
生年月日 昭和16年1月14日
出身地 東京都
--------------------------------------------------------------------------------経歴
昭和40年3月 東京大学教養学部教養学科卒業
昭和47年6月 エール大学経済学部大学院修士
昭和40年4月 通商産業省入省
昭和51年6月 国際復興開発銀行ワシントン本店経済開発局
昭和59年6月 通商産業省産業政策局国際企業課長
昭和61年6月 通商産業省大臣官房調査統計部統計解析課長
昭和63年7月 内閣官房内閣外政審議室内閣審議官
平成2年2月 通商産業省通商政策局経済協力部長
8月在アメリカ合衆国日本大使館公使
平成4年6月 通商産業省大臣官房審議官(地球環境問題担当)
平成5年7月 退官
9月サントリー株式会社常務取締役就任
一貫して生活環境部を担当。その他原料部、資材部、品質保証部を担当した。
平成12年7月 同上退職
国務大臣環境庁長官(第二次森内閣)
平成12年12月 国務大臣環境庁長官(第二次森改造内閣)
平成13年 1月 環境大臣
平成13年 4月 環境大臣(小泉内閣)
平成14年 2月 外務大臣
[環境大臣としての実績の一つ]
平成13年1月、川口順子環境大臣は、東京湾の三番瀬を視察し、「埋め立ての必要があるのか疑問がある。計画自体を全面的に考え直すべきだ」と述べ、計画に反対する意向を表明した。
個人的には、自動販売機で缶にカラー印刷した飲料商品の拡販をはかっている「サントリー」の取締役出身者が「環境庁」(現環境省)の大臣になること自体を笑ってしまったが、外務大臣としての力量はじっくり見ていきたい。
「田中外相辞任問題」で、川口順子環境相は「素晴らしい男性の前で涙を流し『武器だ』と言われてみたい」[毎日新聞1月30日]と発言している。
それは、私的な男女関係のあり方への回答としてはお好きにというものだが、今回の田中前外相の“涙”への小泉首相の発言問題として取り上げた民主党斎藤参議院議員への質問としては不適格であろう。
どうであれ、川口新外務大臣が、「田中真紀子首切り問題」で急落している小泉首相の支持率を回復させることはないだろう。