★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ16 ★阿修羅♪ |
●よりによって、タバコ会社に“利益供与”していたようです。
■■■■@■■■.■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
日刊スポーツ 2001年12月12日(16)
ノーベル賞委員がスパイ?
同僚の研究を流し企業か1700万円
ノーベル医学生理学賞の選考にかかわる委員が、たばこ会社の反禁煙キャンペーンに協力するため、同僚の研究結果をひそかに渡して代金を受け取っていたことが分かった。スウェーデン紙アフトンブラデットがこのほど報じた。
この委員は医学生理学賞の選考機関であるカロリンスカ研究所のジョン・ウォーレン教授。同教授は授賞者の選考にあたるノーベル賞委員会の委員ではないが、候補者の研究業績などを審査し委員会に諮問する委員の1人とされる。
同紙によると、教授は米たばこ会社フリップ・モリスの傘下企業とコンサルタント契約を結び、たばこが健康に及ぼす害に反論するための研究を依頼された。
教授は93年7月、同研究所の同僚で国際的な副流煙被害の研究者、ヨーラン・パーシュハーゲン教授の研究内容を探り出し、同社に横流し。94年4月にも同様の報告を行い、この際は「思っていたほどは研究が進展していないようだ」とのコメントも付記していたという。
ウォーレン教授はこれらの情報提供した報酬として「90年代だけで少なくとも140万クローナ(約1700万円)を受け取っていた」(同紙)。
この報道に対し、ウォーレン教授は「純粋に科学的な議論をしただけで、企業への助言は不適切とは思わない。はっきり覚えていないが、金をもらった可能性はある」と語っている。