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【ワシントン17日=館林牧子】米バージニア大のフレデリック・ハイデン博士らのグループは17日、シカゴで開かれた米微生物学会の感染症会議で、風邪のウイルスに効く薬を世界で初めて開発したと発表した。
今までの風邪薬は、鼻詰まりや発熱などの症状は改善するが、風邪を起こすウイルス自体には効果がなかった。すでに米食品医薬品局(FDA)に承認申請済みで、近々、認可が下りる見込みだという。
同博士らが開発したのはプレコナリルという薬で、ライノウイルスの表面に取り付いて、ウイルスが人間の体の細胞に侵入するのをブロックする。風邪の半分は、ライノウイルスが原因といわれている。
同博士らが、このウイルスに感染した患者を治療したところ、症状改善も早く、副作用もほとんどなかった。インフルエンザウイルスには効果がないという。(読売新聞)
[12月18日14時37分更新]