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少し古い話だが、昨年末12月21日に放送されたTBSの「ニュース23スペシャル」は、とんでもない“犯罪的報道”を行った。
パレスチナの“テロ”にもそれなりの理由があるという一見もっともらしいトーンで構成されていたが、12・2のハイファにおける仕掛け爆弾によるバス爆破の“実行犯”を、同日にハマスがガザ地区でイスラエル軍部隊に対して行った軍事作戦で死亡したハマス戦士にすり替えたのである。
まず、12・2の4件の連続爆弾テロは、ナイトスポットの2件が自爆テロで、1件が道路脇の店先に置いた爆弾、そして、3、4時間の差をおいて発生したハイファの爆弾テロは、当初報道されたような自爆テロではなく“仕掛け爆弾”であったことがわかっている。
だから、ハイファのバス爆撃実行犯は、自爆しているわけではなく、どこかで生きている可能性が高い。
TBSの「ニュース23スペシャル」スタッフは、このデッチ上げを次のようなご丁寧な方法を駆使して行った。
● 決死のガザ地区軍事作戦に出向く直前のハマス戦士マヘル氏のビデオを流した。
(このビデオは既に海外のニュース番組で流されていたので、その映像を見ておいおい何やっているんだと気づいた)
● ハマス事務所でマヘル氏の両親とのインタビューまで設定した。
● マヘル氏が12・2ハイファ仕掛け爆弾テロの“自爆テロ実行者”のように印象づけた上で、バスの爆破で15名も死んだことをぶつけ、両親にそれでもパレスチナの攻撃は正当なものだと思うという答えを引き出した。インタビュービデオをうまく編集したものと思われる。
TBSという“日本を代表する”テレビメディアが、このような犯罪的デッチ上げを行っているのである。