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9月11日犠牲者遺族によるアフガン訪問団について
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プレスリリース
2001年1月9日 発信元・問い合わせ先 グローバル・エクスチェンジ
メディア担当 ジェイソン・マーク 415-255-7296内線230
FORIMMEDIATERELEASE:Contact:JasonMark,SanFrancisco,
415-255-7296x230
WENDESDAY,JANUARY,9
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悲しみをつなぐ旅: 9月11日同時多発テロの犠牲者遺族、アフガンの空爆被害
者と交流するためにアフガニスタンへ出発
BridgingSorrow:September11Victims1FamiliesWillTraveltoAfghanistan
toMeetwithAfghansWhoLostLovedOnesDuringtheUSBombingCampaign
――この歴史的な対面を通じて、アメリカ人とアフガニスタン人に新たな人間的
な絆を――
HistoricMeetingPromisestoBuildNew,HumanTiesBetweenAmericans
andAfghans
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アメリカの9月11日同時多発テロの犠牲者遺族が、悲しみをいやし、平和の願い
を込めて、アフガン戦争の被害者と交流するために、アフガニスタンへ旅立つ予
定である。被害者遺族同士の歴史的な交流は、ささやかではあるが、意義深い、
真の平和のための人間の絆を築く足がかりになるだろう。
Inwhatpromisestobeapowerfullycatharticjourneyforpeace,US
citizenswholostlovedonesonSeptember11willtraveltoAfghanistan
tomeetwithpeoplewhosefamilymembersdiedduringtheconflictin
Afghanistan.Thehistoricemotionalexchangebetweenvictims1families
representsasmallbutsignificantsteptowardbuildingthebondsof
friendshipthatarethetruefoundationsofpeace.
9月11日同時多発テロの遺族4人が、1月12日(土)アフガニスタンへ出発する。
まず、1月14日パキスタンのイスラマバード入りし、15日にアフガニスタンのカ
ブールへ到着する。遺族は8日間アフガニスタンに滞在し、同じように悲しみに
くれるアフガニスタンの遺族と対面する。アフガニスタン滞在中、使節団は、最
近の空爆で両親を失ったストリートチルドレンと会ったり、カブール市内の病院
を訪ねたり、家を失った家族の手助けをしたりする予定。
FourpeoplewholostlovedonesonSeptember11willleavefor
AfghanistanonSaturday,January12.TheywillarriveinIslamabad,
PakistanonJanuary14andthentraveltoKabul,AfghanistanonJanuary
15.Thevictims1familieswillspenduptoeightdaysinAfghanistan
meetingwiththosewhoarealsosufferingthegriefofloss.Whilein
Afghanistan,theUSvisitorswillmeetwithstreetchildrenwholost
theirparentsduringtherecentbombing,visitahospitalinKabul,and
helpanAfghanfamilyrebuildtheirhome.
「私にとってこの旅は、人種国籍を問わず、人類の尊厳と愛について、考える旅
になるでしょう。」カリフォルニア州ストックトンで音楽を教える大学教授、デ
リル・ボドリー氏は言う。彼の娘であるドエラさんはユナイテッド航空93便に搭
乗して犠牲になった。「旅行中に、アフガニスタンで亡くなったり、苦しんでい
る罪のないアフガニスタン人に、哀悼を示すつもりです。命の価値や、家族を失
う悲しみを共有するすることで、将来このような犠牲を避けることができるはず
です。」
"Forme,thistripisaboutrespectandloveforallhumanbeings,
regardlessofwheretheycomefrom,"saysDerrillBodley,amusic
professorfromStockton,Californiawhosedaughter,Deora,diedon
UnitedAirlinesFlight93."I'mgoingonthisjourneytoshowmy
concernforthoseinnocentAfghanswhohavediedoraresufferingnow.
Byembracingourcommonhumanityandsharingoursorrow,perhapswe
willbeabletoavoidotherlossinthefuture."
サンフランシスコの国際人権団体のグローバル・エクスチェンジが、犠牲者をつ
なぐ使節団を組織している。グローバル・エクスチェンジのモットーは、人と人
との絆を通じて、草の根のネットワークを築くことである。グローバル・エクス
チェンジでは、アフガニスタンとアメリカの遺族が、個人として、苦しみを分か
ち合うことが、両国に大きな意味を持つと考えている。アフガニスタンの人々も、
アメリカの人々が命の犠牲に対して懸念を示していることに、気づくであろうし、
アメリカ人の渡航者もアフガニスタン人を、同じように大事な生身の人間として、
深く理解するだろう。
そして、世界中の人々もこうした交流があったということを通じて、人類共通の
命の大切さを目のあたりにするだろう。
Thevictims-to-victimsdelegationisbeingorganizedbyGlobalExchange,
aninternationalhumanrightsorganizationwhosemottois?building
people-to-peopleties.'GlobalExchangehopesthemeetingcouldhavea
profoundimpactinbothcountriesbyshowingthatindividualAfghans
andAmericanssufferalike.AfghanswillseethatUScitizensdocare
abouttheirwellbeing.TheUSvisitorswillgainadeeperunderstanding
ofAfghansasrealpeoplewhoselivesareasmeaningfulastheirown.
Andpeoplearoundtheworldwholearnoftheexchangewillgetto
witnessthecommonhumanityofallpersons.
アフガニスタンに出発する4人のアメリカ市民は以下の方々である。
ThefourUScitizenswhowilltraveltoAfghanistanare:
デリル・ボドレー氏は、カリフォルニア州のサクラメント私立大学、ストックト
ン太平洋大学で音楽を教える56歳の大学教授。ペンシルバニアに墜落したユナイ
テッド93便で、娘のドーラを失った。悲報を聞いて最初に彼がやったことは、9
月13日、ピアノの前に座り、浮かんだメロディーを「平和へステップ―ドーラの
ために―」という曲としてまとめることだった。実際、彼はホワイトハウスの追
悼会でこの曲を演奏し、ブッシュ大統領にCDを渡している。
DerrillBodleyisa56-year-oldprofessorofmusicatSacramentoCity
CollegeandtheUniversityofthePacificinStockton,California.
Derrilllosthisdaughter,Deora,onUnitedAirlinesFlight93,which
crashedinPennsylvania.Hisfirstresponsetothetragedywasa
musicalcompositionthatcametohimashesatathispianoon
September13.Called"StepstoPeace?ForDeora,"heplayedthismusic
ataWhiteHousetributeandgaveacopyoftheCDtoPresidentBush.
リタ・レーザー氏は、ニューヨーク市在住の70歳の元会社員。兄、アベ・ゼルマ
ノヴィッチを世界貿易センターで亡くした。アベ氏は、一機目の航空機が激突し
た際、貿易センタービルの27階にいた。彼はビルから脱出できたにもかかわらず、
肢体不自由のために脱出できない友人とビルにとどまることを選んだ。ブッシュ
大統領は、国立教会での犠牲者を悼む演説で彼の勇気ある行動を称えた。
RitaLasarisa70-year-oldretiredsmallbusinesswomanfromNewYork.
Ritalostherbrother,AbeZelmanowitz,attheWorldTradeCenter.Abe
wasonthe27thfloorof1WorldTradeCenterwhenthefirstplanehit.
Althoughhecouldhavegottenoutofthebuilding,hechoseinsteadto
staywithhisfriend,aquadriplegicwhocouldnotgetout.President
BushmentionedAbe'sheroismduringhisspeechhonoringthevictimsat
theNationalCathedral.
ケリー・キャンベル氏は、カリフォルニア州オークランドの29歳の環境運動家。
義理の兄、クレイグ・アムンドソン氏(28歳)をペンタゴンへの航空機激突で亡
くした。
クレイグ氏には、若い妻と2人の小さな子がいた。ケリー氏は、妻、アンバー・
アムンドソンの代理で渡航する。妻、アンバーは以前から報復攻撃に懸念する発
言をしてきた。テロ攻撃の数週間後、アンバーさんはシカゴ・トリビューン紙に
このように投稿している。「(クレイグ・夫の)死が、さらに罪のない人たちへ
の攻撃を正当化する理由に使われるのではないかと考えると、ますます心が痛み
ます。」
KellyCampbellisa29-year-oldenvironmentalcampaigncoordinatorin
OaklandCalifornia.Herbrother-in-law,28year-oldCraigAmundson,was
killedinthePentagonattack,leavingbehindayoungwifeandtwo
smallchildren.KellyistravellingonbehalfofCraig'swidow,Amber
Amundson,whohasbeenanoutspokenvoiceforreconciliation.Inthe
weeksaftertheattack,AmberwroteintheChicagoTribune:"My
anguishiscompoundedexponentiallybyfearthat[Craig's]deathwill
beusedtojustifynewviolenceagainstotherinnocentvictims."
エバ・ルップ氏は、ワシントンの商務省、海洋大気部門に勤務する28歳の女性。
エバは、ドーラ・ボドリーの継姉妹にあたり、ドーラが5歳のときから、一緒に
育ったという。
EvaRuppisa28-year-oldwomanwhoworksinWashingtonDCatthe
DepartmentofCommerce'sNationalOceanicandAtmosphericAdministration.
EvaisthestepsisterofDeoraBodley,andthetwoofthemgrewup
togetherfromthetimeDeorawasfive.
アメリカ軍の空爆による市民の犠牲者数は、完全には把握されていないが、人権
団体、研究者によると、罪のない市民の犠牲者は2000人から4000人とされている。
少なく見積もっても、数千人がアメリカの空爆により死傷していることは明らか
である。
AfullaccountingofciviliancasualtiesfromtheUSbombingcampaign
hasnotyetoccurred,butreportsfromhumanrightsorganizationsand
academicsplacethenumberofinnocentAfghanvictimsatbetween2,000
and4,000people.Attheveryleast,itisclearfromnewsreportsthat
thousandsofpeoplewereeithermaimedorkilledbyUSairstrikes.
「米国はもちろん、世界中の人々が、9月11日の犠牲者に大きな哀悼の意を表し
てきました。9月11日の犠牲者と同様に、罪のないアフガニスタンの犠牲者に対
しても、哀悼の意と援助を差し伸べるべきではないでしょうか。」グローバル・
エクスチェンジの創設者、メディア・ベンジャミン氏は言う。ベンジャミン氏は
遺族の旅に同行する。「アフガニスタンに対して酷い攻撃を始めた、豊かな国の
市民として、アフガニスタンの無実の犠牲者を助ける責任はないのでしょうか。」
"ThepeopleoftheUnitedStates,indeedtheworld,haveshown
tremendouscompassionforthefamiliesofthevictimsofSeptember11.
Shouldn'tourheartsandhelpinghandsalsogoouttothoseAfghanswho
areaseverybitinnocentasthevictimsofSeptember11?"saysMedea
Benjamin,foundingdirectorofGlobalExchange.Ms.Benjaminwill
accompanythefamilymemberstoAfghanistan."Don'twe,ascitizensof
awealthynationthatunleasheddeadlyforceagainstAfghanistan,have
amoralresponsibilitytohelpAfghanistan'sinnocentvictims?"
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犠牲者をつなぐ使節団についての、より詳しい情報は、グローバル・エクスチェ
ンジ、メディア担当のジェイソン・マーク(在サンフランシスコ、415-255-7296
内線230)か、jason@globalexchange.orgまで。
Formoreinformationaboutthevictims-to-victimsexchange,contact
JasonMarkinSanFranciscoat415-255-7296x230orjason@globalexchange.org