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統合右翼団体/翼賛政治組織『日本会議』の新会長(三代目)に
三好達・前最高裁判所長官が就任
「憲法の番人」といわれる最高裁判所の前長官が、改憲を綱領に掲げる統合右翼団体/翼賛政治組織『日本会議』の新会長に就任していた。去る2001年12月10日開催された『日本会議』の第16回常任理事会において、第三代目新会長に三好達(とおる)・前最高裁長官が推挙され全会一致で承認された。
『日本会議』は、反共/国防/改憲を標榜して1981年10月27日に結成された「日本を守る国民会議」(議長:作曲家・黛敏郎1929-97)の後身で、幅広い翼賛国民運動体を目指して97年5月30日再結成された統合右翼団体/翼賛政治組織で、政財界人・宗教界人・大学教員・右翼著名人および活動家で構成されている。初代会長は財界人「ワコール」社長・塚本幸一(98年6月物故)。二代目は「石川島播磨重工」会長の稲葉興作で、事務総長には椛島有三(1945−長崎大/新興宗教「生長の家」出身、右翼政治組織「日本青年協議会」代表)が結成以来就任している。
別途に「日本会議国会議員懇談会」を同年5月29日結成、自民・自由・民主所属の両院議員を擁し、98年6月大阪・熊本を皮切りに現在47都道府県の神社庁を主拠点に地方本部を設置して、地方運動にも活発な力点を置いている。
「つくる会」「改善協」の教科書問題、「求める会」(新しい教育基本法を求める会)等の右翼運動のバックボーンとなり会、費と会員を集めているが巨額の運営資金は財界・大手企業から定期に提供を受けている。
機関紙(月刊)『日本の息吹』は、「日本を守る国民会議」からの通巻発行で現在(「平成14年1月号」)170号を発行している。(2001年12月30日)