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日本を含む世界中で次から次へと“事件”が起きるので、忘れないように...(笑)
「マザリシャリフの暴動鎮圧」に関して調査が必要だと言明したU.N.のロビンソン人道担当高等弁務官とアムネスティ・インターナショナルは、アフガニスタンに「暫定行政機構」も発足し“平和”になった今こそ、きちんと『マザリシャリフの大虐殺』を調査し、責任者を処罰できるよう手続きを開始して欲しい。
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『マザリシャリフの大虐殺』その発端につながるビデオ&録音テープ公開 [ABCニュース]
今朝NHK衛星1で放送された「ABCニュース」で報じられたアメリカ人タリバン兵士ジョン・ウォーカー(アブドル・ハミド)氏の尋問場面は、『マザリシャリフの大虐殺』の発端を類推するのに格好の資料だった。
逆に言えば、おいおいこんな内容を“戦時色一色”と自負しているブッシュ政権から統治されているアメリカ国民に流していいのかというものだった。
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[基本映像の説明]
屋外らしい場所で、“後ろ手”に縛られたジョン・ウォーカー氏は、広げた布ような上に正座に近い格好で座らされている。二人のおそらくCIA要員らしき人物がそばに立っている。
[尋問内容]
● 名前は?英語は話すんだよな。
○ [無言]
● 自分が何をやっているのか知ってるのか。“ここで殺されるんだぞ。”
○ [無言]
● 誰に連れてこられたんだ。
○ [無言]
● 「髪の毛を引っ張ってみろ」と仲間に向かって言う
[うつむいているジョン・ウォーカーの髪の毛を引っ張り顔を上げさせる。写真を撮る]
● “ここで死ぬんだぞ。””ここで殺されるんだ。””ここにずっといることになるぞ。”
○ [無言]
● 情報を教えたら救うことが出来る。情報を教えたら赤十字に渡す。
○ [無言]
● テロリストはイスラム教徒を殺しているんだぞ。
○ [無言]
● ニューヨークで300人のイスラム教徒を殺しただぞ。
○ [無言]
[あきらめたのか、ジョン・ウォーカーを引き上げ、「待合い場所」に連れていく。そこには、10数人ほどの捕虜がすべて“後ろ手”に縛られて座らされていた。]
放送された録音テープからはジョン・ウォーカーの返事はなかった。
ここで、はっきりしたのは、
● 捕虜が尋問に先立ち「待合い場所」にいる時点から“後ろ手”に縛れていた
● ジュネーブ条約で“非公式の戦闘員”とされ捕虜の取り扱い規定の対象ともならないCIA工作員が尋問にあたり、“殺されるんだ”といった脅迫を行っている。
という事実である。
そして、ジョン・ウォーカーの尋問が終わって2、3時間後に大虐殺につながっていく“発端”が起きた。
ここまでの“証拠”を米大手メディアが放送した後でも、ブッシュ政権は、『マザリシャリフの大虐殺』の責任を追及しないまま見逃すのだろうか。
そして、U.N.の人道担当高等弁務官ロビンソン氏は、数日前に表明した「調査が必要」を即実行に移さないのだろうか。(アメリカ政府のある機関もしくはそこに所属する個人が「マジャリシャリフの大虐殺」の証拠テープを持っているのだ。それを即座に押収しなければならない)
この放送を見たアメリカ国民は、それでもなお、公式的に最初のアフガン戦争戦死者であるCIA工作員ジョニー・マイケル・スパンを「国家の英雄」として称賛し続けることができるのだろうか。
一方で、このようなビデオや録音テープがメディアに流出するってことは、CIAでも内部抗争があることを窺わせるものである。