投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 22 日 23:00:02:
日新電機(本社:京都市右京区、社長:位高光司)は、駐車場や一般道路などの車両ナンバを読み取り車両を管理する「VR−2060」を開発し、11月1日から販売を開始します。
車両ナンバ読取装置とは、自動車のナンバプレートをCCDカメラで撮影し、プレートに記された情報を自動的に読み取る装置で、防犯・保安の目的はもちろんのこと、駐車場や施設における車の個別入出管理や、台貫(トラックスケール)設備の業務自動化などにも利用されています。
日新電機の車両ナンバ読取装置は、常にトップレベルの読取性能を誇っており(認識率は屋内99%以上、屋外96%以上)、駐車場や施設管理のシステムメーカーから圧倒的な支持を得ています。これまで、高速走行車両の読取が可能で高性能な「VR−2000」と、読取視野が狭く低価格な「VR−1300」の2種類を主に販売してきました。今回販売を開始する「VR−2060」は、価格を抑えながらも、読取視野を拡げた新製品で、車両管理や不審車両の侵入検知など、より多用途に適用可能です。
今回開発した「VR−2060」の特長は以下のとおりです。
1)広い視野
カメラ視野を「VR−2000」と同等の2.0mに拡げ、用途を拡大。
2)低価格
カメラ部分や認識処理部分のコストを抑えることで、VR−2000比35%減の低価格を実現。
3)小型
外形は「VR−1300」と同等。(横幅330mm×高さ50mm×奥行220mm)
価格は1セット(カメラ装置と読取装置各1台)で360万円から。販売開始後1年間で100セットの販売を見込んでいます。
また、日新電機では、車両ナンバ読取装置を中心にカメラ、管理用コンピュータ(パソコン等)で構成される車両ナンバ読取システムとしての販売も行っています。今回の新製品を含めて3機種がそろい、用途に応じて最適機種を選択することによって、より広範な用途に対処できるようになりました。お客様の要求を過不足なく満足するシステムを、従来にも増して実現していきます。
■問い合わせ先■日新電機 <6641>
交通システム営業部
TEL:03−5821−5913
※発表日 2001年10月19日
以 上(毎日新聞)