投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 10 月 31 日 02:22:17:
10数時間で40−50%
新たな生命現象解明へ
名古屋大学工学研究科の毛利佳年雄教授らの共同研究グループは、純水に微小パルス磁界を加えた後に純水の電気抵抗率がゆっくり減少する現象を発見した。従来、弱い交流磁界を生体に印加中の影響はいろいろ議論されているが、今回のように磁界を取り去ったあとに活性を増しているのは、弱い磁界が生命活動の場となっている水分子に影響を与えている可能性が高く、今後、新たな視点から生命現象を解明することにもつながりそうだ。 |
共同グループには京都大学医学研究科の福島雅典教授、東洋医学を研究する常祐院RBP研究所の松元密峰所長が加わっている。実験は超純水を満たした広口瓶2本に電気抵抗計を挿入・密閉したものを磁気シールドボックス内に置き、それをさらに恒温恒湿槽に入れて計測した。
2本の試料の電気抵抗率が一定状態に達した後、1本は磁気シールドから取り出し、一様な磁界を発生するコイル内で1ミリガウスから50ミリガウスのパルス磁界を繰り返し周波数1−60ヘルツで1−60秒間印加した。その後、再び、磁気シールドに戻し、2本の試料を同一条件のもとで電気抵抗率の変化を測定した。
弱い磁界を当てた試料では30分で約10%、数時間で20−30%、10数時間で40−50%と時間とともに電気抵抗率がゆっくり減少した。磁界を当てない試料の抵抗減少はわずかで、磁界照射試料の数分の1という。
これまで生命現象の解明はイオンや控訴、たんぱく質のように、生命イオンや生命物質そのものについて研究されてきた。こうした生命物質の場となる水についてはあまり研究例がない。水分子はこれら生命物質の活動の場を形成しており、その活性が強く影響している。
水分子の活性は水分子クラスターの大きさで決まる。磁界を加えることで、自由電子が法質・増殖されるような形で、水分子クラスターの細分化が進み、抵抗減少につながったと見ている。こうした生命体の場の変化がさまざまな生命現象に影響を与えている可能性が強く、新たな減少解明につながりそうだ。
[日刊工業新聞10/16]
★これはカルトではなさそう…
生体内における分子スイッチといった生体分子の「ねじくり回りの形、おさまり方」というのは活性の関係上、時に非常に微妙なものらしいですね。
下のご投稿『電磁波が「がん抑制ホルモン」阻害 環境研、細胞実験で』と直接的な関係あるかどうかは全然わかりませんが、ご参考までにやや専門っぽい解説記事ながらUPしました。