投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 07 日 12:40:53:
【メキシコ市6日=共同】
キューバ西端沖のカリブ海の深海で、ピラミッド状の石造建造物や道路など都市に似た遺跡が発見された。キューバ政府と合同調査するカナダの探査会社が六日、明らかにした。少なくとも六千年前に建造されたとみられており、研究者らは南北米大陸と陸続きだった現在のカリブ海地域に古代都市文明の存在を示すものとして注目している。
ロイター通信によると、遺跡は最西端のサンアントニオ岬沖の海底約六百三十メートルに位置する。巨大な石を垂直に積み上げた建造物は、ピラミッドに似た形という。石の大半は一辺の長さが二−五メートルに及ぶ。近くにある道路とみられる遺跡は海底の砂に埋もれている。火山活動により地上の遺跡が海底に沈没したとみられる。
キューバ政府は数年前から外国企業などと協力して海底の遺跡調査を開始。探査会社は今年夏、遠隔操作の無人小型潜水艇を使って調査、来年一月に再び海底探査を実施し遺跡をさらに詳しく調べる。