投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 10 月 29 日 02:21:15:
京都市の開業医ら発表
歯の治療で重点剤として利用される水銀合金のアマルガムがアトピー性皮膚炎などの要因になっているとの調査結果を十九日、京都市の開業医島津恒敏さん(アレルギー科)らが熊本県水俣市で開催中の水銀国際会議で発表した。
島津さんは「アマルガムの使用は禁止するか、使う場合でも危険性を患者に説明すべきだ」と訴えた。
島津さんは大阪市の歯科医高永和さんと共同で、一九九一−九八年、アマルガムが充てん剤として使われ、アトピーなどアレルギー性皮膚炎のひどい京阪神や岡山の患者計三百人を対象に調査。歯からアマルガムを取り除き、代わりに他の金属やプラスチックを詰めて経過を観察すると、一年後には約七〇%の患者で皮膚炎が改善、うち半数以上の五八%は完全に治癒した。
また同じ三百人のリンパ球について、試験管で水銀など重金属に対するアレルギー反応を調べたところ、約九八%が水銀に陽性を示した。
この調査とは別に島津さんが九七年、京都市内の小学生約二百五十人を調べると、約三八%がアマルガムの歯科治療を受けており、その中で皮膚炎がある率は約四八%なのに対して、アマルガムが使用されなかった児童は約八%と明らかな差があった。
これらの結果から、アマルガムの水銀がアレルギー性皮膚炎の発症に重要な役割を果たしていると結論。微量に溶け出す水銀が、汗や血液を通じて皮膚を刺激するためとみている。
[日経10/19]
★コメント
こんな危険なやり方を今もって正式な治療手段として認めている国というのは、どのくらい存在するのだろうか?
手のひらの上で、ぬらりぬらりと重く転がる毒・水銀を、ほかの金属と混ぜて口の中に詰め込んでしまうのが医療だなんて、某教典を思い出してしまう。
脳への影響も皆無ではなかろう。特に、子供たちです。
銀歯の材質がNi-Cr合金というのも、思い出すたびに嫌な気分になります。
当たり前の理屈が、この衰退途上国では無視されてしまうのか。
うろ覚えながら、アレルギーは人の寿命短縮効果を有すると聞く。
いつまでこのような時代が続くのか。