投稿者 ごろた石 日時 2001 年 12 月 03 日 19:54:29:
フセイン打倒派が力増す ブッシュ政権内部で [共同] 2001/12/03
【ニューヨーク3日共同】3日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、対テロ戦の次の対象として、イラクのサダム・フセイン政権を打倒すべきだとの主張が、ブッシュ米政権内部と周辺の保守グループで急速に強まっていると報じた。共和党保守派のギングリッチ前下院議長は「サダムは悪であり危険だと見る勢力が優性になっている」と指摘している。同紙によると、政権内ではラムズフェルド国防長官、ウルフォウィッツ同副長官らが、イラクの反体制勢力を援助し、フセイン政権を軍事的に打倒する戦略を主張。キッシンジャー元国務長官やブラウン元国防長官ら18人の有力安保関係者が名を連ねる「国防政策協議会」が理論的支えで、その中核はパール元国防次官補という。
これに対して、パウエル国務長官、アーミテージ同副長官、ジニ中東特使らは、同盟国と協力してフセイン政権に国際査察を受け入れさせ、同時にイラク制裁を効果的にするとの立場とされている。