投稿者 和牛君 日時 2001 年 11 月 23 日 23:40:55:
回答先: 狂牛病で問題の英国から飼料を輸入したのは誰だ! 投稿者 和牛君 日時 2001 年 11 月 20 日 16:10:08:
新聞記事によると、狂牛病とされた2頭の牛が食べていた飼料は
ホクレン製で、感染の原因となった飼料は同じ工場で製造された
ようです。
そうすると、現在発見されている狂牛病の牛については、鈴木寛
議員の弟が輸入していた飼料とは全く無関係のようです。
鈴木寛議員と弟の鈴木様には、誤解を招くような投稿をしたことを
深くお詫びいたします。
以下に、毎日新聞11月23日の記事の一部を転載します。
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狂牛病:
2頭同じ飼料使用か ホクレン製、特定急ぐ
北海道猿払(さるふつ)村の酪農家が飼育していた乳牛が狂牛病(牛海綿状
脳症)に感染していた問題で、この牛が与えられていた配合飼料はすべてホク
レン製だったことが22日、地元農協幹部の話で分かった。
(中略)
ホクレンは、道内の農畜産物を扱ったり、農機具や飼料、肥料などを販売し
たりする農協組織。札幌市のホクレン管理本部広報宣伝課によると、ホクレン
は配合飼料や補助飼料など100種類以上の商品を関連会社の工場で製造し、
道内の農協などを通じて販売している。道内のシェアは約3割になる。同課は
「事実関係を確認していないのでコメントできない」と話している。
(中略)
そのうえで酪農家は飼料について「すべて地元農協から買っていた」と話し
ている。地元農協幹部は「農協はホクレンと一般商社系の両方の飼料を販売し
ているが、酪農家が買っていた配合飼料はホクレンだけだった」と証言した。
道農政部は、酪農家が肉骨粉を与えていないとすれば配合飼料などに混入し
た可能性も否定できないとみている。
[毎日新聞11月23日] ( 2001-11-23-03:01 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011123k0000m040197000c.html
毎日新聞11月23日 20:47
狂牛病:
餌は同一工場で製造の可能性 北海道の農協が公表
北海道猿払(さるふつ)村の乳牛が狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した問題で、
この牛を飼育していた酪農家が使っていたホクレン(本部・札幌市)の配合飼料と
同じ商品を、1頭目の感染牛が生まれた北海道佐呂間町の農家でも使用していたこ
とが23日、分かった。猿払村の東宗谷農協によると、佐呂間町で使われた8商品
のうち少なくとも4商品が猿払村で使われており、同じ工場で製造された可能性が
高いという。
(中略)
佐呂間町産の感染牛に与えられていた配合飼料は8商品で、うち猿払村と共通す
る4商品はホクレンの関連会社「くみあい飼料」の北見工場(北海道訓子府(くん
ねっぷ)町)で製造された。しかし、猿払村で実際に使っていた4商品の製造工場
は公表されていない。
ホクレンによると、佐呂間町と猿払村で使っていた牛用の飼料は原材料に肉骨粉
を含んでいないが、くみあい飼料の北見工場では、豚や鶏用の飼料に肉骨粉を96
年当時使用していた。同じ生産ラインで牛用の飼料も製造されており、牛用に肉骨
粉が混入する危険性が指摘されている。
(以下略)
[毎日新聞11月23日] ( 2001-11-23-20:50 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011124k0000m040071000c.html
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読売オンライン 11月23日
狂牛病の2頭が食べていた飼料、同じ工場製
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011123i401.htm
Asahi.com 11月23日
狂牛病感染の2頭、同じ2種類の配合飼料で飼育と判明
http://www.asahi.com/national/update/1123/021.html