投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 12 日 20:03:11:
日本たばこ産業(JT)や米フィリップ・モリスなど、たばこメーカーでつくる日本たばこ協会ら関連の業界3団体は12日、未成年者の喫煙を防ぐため、生年月日が記録された専用ICカードがなければ自動販売機でたばこが買えない「成人識別機能付き自販機」を導入すると発表した。来年4月から千葉県八日市場市で試験を始め、08年までに全国の自販機62万台をすべて移行する計画だ。
自販機でたばこを買いたい人は、生年月日が確認できる運転免許証などのコピーを付けて同協会に申し込むと、ICカードが返送される。新自販機では、これをかざさないと購入できない。
喫煙者約8000人が住む八日市場市の全自販機約160台をまず取り換え、1年間試験し、03年から全国の自販機を順次換える。屋外自販機の深夜稼働規制は、移行後は解除する見込み。将来は現金がなくてもこのカードで買えるようにすることも検討している。
協会によると、国内の喫煙者は約3300万人で、自販機のたばこ売上高は全体の約6割を占めるという。【宇田川恵】