投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 24 日 20:38:20:
10/23 22:28 クルスクが船体現す 外信140
【モスクワ23日共同】今月バレンツ海の海底から引き揚げられ
たロシアの原子力潜水艦クルスクは二十三日、ムルマンスク近くの
ドックで昨年八月の沈没事故から約一年二カ月ぶりに水面上に船体
を現した。
クルスクは死亡した乗組員の遺体回収などのため二十二日、海水
を満たしたドックの底に固定された。二十三日ドック内から海水を
段階的に排水したため、司令塔部分から徐々に水面上に出てきた。
今後ウスチノフ検事総長ら検察の事故原因調査団が艦内を調査し
て沈没原因を特定する。また最後部から順に、遺体の回収作業も開
始する。
クルスクは船首部で搭載していた魚雷が操作ミスなどから大爆発
を起こして沈没したとみられているが、ロシア政府は最終的に確認
していない。
(了) 011023 2227
[2001-10-23-22:28]