投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 06 日 09:41:51:
テロリスト対策として、法務省は日本に入国した外国人の名前、国籍、旅券番号などの情報をその日のうちにコンピューターに入力し、一括管理するシステムを年内に導入する方針を固めた。今年度から3年がかりで出入国管理情報システムを一新する計画だったが、外国人情報については予定を大幅に繰り上げて整備を急ぐ。3億1000万円を今国会に提出する補正予算案に計上する。
現行のしくみでは、外国人が出入国審査の際に提出する「外国人出入国記録」は、入国管理局の出先機関から東京都内の施設に郵送され、まとめて入力される。郵送や入力待ちなどで1週間以上かかることもあり、その間、捜査当局や税関、国際機関から特定の外国人について問い合わせがあっても対応できないことがあった。
新システムでは、出先機関の端末に入力機能をもたせ、その日のうちに直接データ入力し、オンライン化することを検討している。全国数十カ所に配備する見通し。
5日明らかになった法務省分の補正予算要求は総額約140億円。国際線が入るすべての空港に偽変造旅券の鑑識機器を備えるのに5億円、東京拘置所の新築計画の前倒しや各刑務所の定員増に125億円が計上されている。(08:01)