投稿者 神戸・須磨事件の真実を求める市民フォーラム パンフレットより 日時 2001 年 11 月 06 日 08:25:45:
A君は犯人ではありません。無実です。
○その根拠は確かにあります。
詳細はホームページや当フォーラム発行のパンフレットにありますが……たとえば、
・A君にはアリバイがある。
遺棄された頭部は早朝、三回移動されている(複数の目撃証言がある。)。この時間帯、彼は家にいた。
・「自白」はあてにならない。
厳しい取り調べのもとでは「自分が犯人だ。」と思い込み、それに基く「自白」をしてしまう。大の大人でも。十四歳の少年はそれにひとりで耐えきれなかった。彼に限らず虚偽の「自白」によって犯人となった者はいくらでもいる。(マインドコントロール状態)。
・物的証拠はない。
証拠として発表されたものを“彼の犯行”との前提で「犯行の状況」に当てはめてみればよく分かる。証拠とされるものは逆に、A君の無実の証拠だと言える。ナイフ、たらい、金のこ、挑戦状、ビニールテープ、南京錠、検事調書(内容は矛盾だらけ)……等々。
○事件関係者から直接、情報を頂きました。
その人の立場上、今は名前を明かせません。伝え方も婉曲的です。しかし、次の点を確認できました。
・A君は無実である。
・その事実を家族も知った。
・A君に関わっている者たちの間では認知されている。
・今はまだ公式には発表されない。それに向けての準備が整っていない。
・ A君の両親(の代理人)から家庭裁判所に対して「A君の保護処分取り消し」の請求がなされれば、再審理に入る。(A君の両親はそれを知らない、あるいは知らされていない可能性が高い。知らされていないとすれば、真実が明らかになることを恐れる者の、意図的な情報操作であると思われる。そしてその可能性も高いと私たちは考えています。)
○ A君の無実、これは疑いようのないものです。
関係者の勇断は確かに不可欠です。しかし、それ以外の私たち一半の者たちの認識――A君は犯人じゃない――はそれを促すだけの力を持ちます。
皆さんに改めて訴えます。御理解を求めます。「A君は無実です。」
土師守さん本当のことを教えてください
A君が犯人でないなら……
○一年前から私たちはあなたに、「共に真実を求めましょう。」「本当のことを見ていきましょう。」「そのために再び事件を見直すよう、声を上げてください。何より淳君のために。」とお願いしてきました。「本当のことが知りたい。」と公言していたあなたなら、きっと、と思ったからです。
A君無実の根拠を何度伝えてもあなたは無視、無反応でした。(表にあるように)これほどまでに不審点が多いのに、おかしい、とすら思わないのですか。A君が犯人でないのなら、本当の犯人は、と気にならないのですか。
○事件当時のあなたの言動について教えてください。私たちには分からないことです。
・ある本によると、遺体発見の当日、あなたは記者会見を予定していました。しかし、新聞記者の「事件当日のお父さんのアリバイは?」という質問を向けられた後、会見をキャンセルなさいました。
発見の当日、会見ができるものなのでしょうか。(とても無理ではないのか?)。さらにそれからは一切の取材を拒否し、いまだに顔も写させないのはなぜですか。
・遺体発見の朝のことです。登校しようとする淳君のお兄ちゃんを追いかけ、引き止めたにはなぜか。あなたは何も知らなかったはずです。その時点で知っていたのは「中学校のところで何かあったらしい。」ということだけ。お兄ちゃんを行かせないだけの強い理由が何かあったのでしょうか。
○このほか、いくつかの質問を「質問書」という形でお届けしましたが、全く回答はありません。(その詳細はホームページ「神戸・須磨事件の真実を求める市民フォーラム」掲示板にて公開してあります。)
弁護士を通じての警告書は頂きましたが、回答はおろか、事実を踏まえていない内容のものでした。
私たちが差し上げたお願いの手紙類は数十通ですが、弁護士はそれを読んでいない。そう御本人がおっしゃいました。読まれては困るようなものですか? 読んでもらうこともできなかったのですか?
警告書に対しては私たちの見解を伝えました。しかし、それへの反応は全くありませんでした。
○私たちは何度もお願いしました。「会って話しましょう。」と。このようなビラによって、公に回答を求め、真実を語ってほしいと訴える前に、と。しかし、いよいよビラの配布を予告した頃に、あなたは突然引越されました。今頃どうして? しかも、周囲に知られぬままに、なのですか? 私たちの働きかけ、訪問は、この二、三ヶ月、ほとんどなされていないのに、です。しつこく繰り返される働きかけ、という理由は成り立ちません。なぜ、友が丘地区から逃げるように、いなくなったのでしょう?
○誰も知らない事実を、真実を御存知の土師さん、どうか一日も早く本当のことを話してください。お願い致します。
A君とその御家族、そして事件に関わった多くの人たちを救ってあげてください。