投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 11 月 04 日 23:02:12:
オムロンは顔を認識して入退出室を管理するシステム「フェイス・キー」の新機種を十日に発売する。最新の画像処理技術を採用し、照合時間を従来機種の三分の一にあたる約一秒に短縮した。コンピュータールームや現金・薬品の保管庫など、セキュリティーの確保が必要な施設向けに売り込む。
システムは電荷結合素子(CCD)カメラを内蔵した操作ユニットと制御ユニット、データ管理端末で構成。CCDカメラで撮影した顔画像と入出を許可する登録者の顔のデータを照合して開錠する仕組み。
新機種は顔画像の濃淡などの特徴データを取り出して解析する画像処理技術を採用し、照合時間を短縮するとともに認識性能を高めた。一カ所でも登録すれば複数個所の入退出が可能になる機能や、顔の経年変化の影響を受けない画像更新機能を付けた。
生体情報を利用した本人照合には指紋や声紋などを用いる方法があるが、顔確認は入退室の履歴を顔の画像データで管理できるのが特長。
価格は操作・制御ユニットが一台九十八万円、管理端末が三百五十万円。今後一年間で五百システムの販売を目指す。
[日経産業新聞10/5]
★お住まいの町内会に、おひとつどおっすか?(藁