投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 18 日 20:31:48:
10/18 17:31 警察時代から「死刑廃止」 亀井氏との一問一答 社会87
共同
亀井静香氏との一問一答は次の通り。
―死刑廃止を推進する議員連盟の会長就任を受諾された理由は。
「メンバーの議員が僕しかいないと言うから引き受けた。警察に
いたときから死刑は廃止した方がいいと思っていたし、議員連盟に
もずっと入っていた」
―死刑廃止の理由は。
「今の司法制度ではえん罪はある。国家権力が無実の人間を絞め
殺してはいけない。えん罪で死刑になる可能性を排除するには、死
刑を廃止するしかない」
―被害者の遺族感情もあるが。
「犯罪を死であがなえと言う人もいる。しかし、それもおかしい
。テロを見てもそうだが、報復はエンドレスに続く。報復感情を満
足させるために死刑にしても解決ではない」
―えん罪を生む司法制度とは。
「自白が『証拠の王』だから。容疑者は拘禁ノイローゼになるし
、供述が真実とは限らない。その上、裁判官は客観的に証拠を評価
しなければならないのに、公権力に無原則の信頼感を持っている」
―世論調査で死刑支持が廃止を上回っているが。
「世論が必ずしも人間の正しい在り方を示しているとは限らない
。いまは少数意見でも、人間の在り方として正しければ、将来多数
を制する」
―会長になって何をするのか。
「死刑を廃止するには法律を改正しなければならないから、賛同
議員を増やしていきたい。世論の啓もう活動もしたい」
(了) 011018 1730
[2001-10-18-17:31]