投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 10 日 21:27:36:
回答先: Yahoo! JAPAN の「サービス」 （転載） 投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 07 日 18:21:50:
Yahoo!ジオシティーズに関する著作権の取り扱いについての考え方
Q1.Yahoo! JAPANの著作権に関する基本的な考え方を教えてください。
A1.Yahoo! JAPANは著作権などの知的財産権をとても重要な権利だと考えており、Yahoo! JAPAN自身の知的財産権だけではなくユーザーや第三者の知的財産権も尊重しています。ユーザーの方々の著作権はユーザーの方々に帰属しており、Yahoo! JAPANにその著作権が移転することはありません。また、Yahoo! JAPANのサービスをご利用いただくユーザーのみなさまにYahoo! JAPANが提供している環境は、著作権などについてきちんと第三者から必要なライセンスなどを受けています。
Q2.ジオシティーズのガイドラインの変更によって、著作権に関する取り扱いが変わりますか？
A2.今回のガイドライン変更によっては著作権に関する取り扱いについての変更はありません。今回の変更はガイドラインの体裁を他のサービスのガイドラインの体裁と整合性を持たせるためのものであって、実質的な内容の変更を伴うものではありません。
Q3.ジオシティーズに掲載したコンテンツの著作権は誰に帰属しますか？
A3.ジオシティーズにユーザーの方々が掲載されるコンテンツに含まれる著作物の著作権は、その著作物を作成された方に基本的に帰属します。したがって権利者の方が自由に利用したり使用を許諾したりすることができます。ジオシティーズに掲載することによって著作権がYahoo! JAPANに移転することはありません。
Q4.Yahoo! JAPANの利用規約は適用されますか？
A4.Yahoo! JAPANの利用規約は利用規約の本文と各ガイドラインから成り立っています。従って、それぞれのサービスを利用される場合には利用規約とガイドラインの両者が適用されます。この規約の構成は従来どおりであって全てのサービスについて同様に取り扱われています。
Q5.Yahoo! JAPANがジオシティーズに掲載された内容を利用することがありますか？
A5.Yahoo! JAPANはジオシティーズのサービスを多くの方々にプロモーションするために「ジオシティーズ公式ガイド」のような書籍を発行したり、WEB上等で紹介したりしています。その際に、ユーザーの方々のページの内容を紹介したり、スクリーンショットを利用したりする場合があります。また、場合によっては法律に基づいて公的機関から正式な照会を受けた場合にジオシティーズに掲載されたものについての資料を提出する場合もあります。そのために利用規約の中では、ユーザーの方々に利用の承諾を頂いております。このようなプロモーションはYahoo! JAPANのサービスのプロモーションであると同時に、ご利用いただいている方々のホームページのプロモーションでもありますので、ジオシティーズユーザーのページ活性化へとつながり、コミュニティーサービスとして更に発展していくことを通じて多くのユーザーの方々にも資するものであると考えています。
Q6.利用の際に個別のユーザーの承諾を得ることはできないのでしょうか？
A6.Yahoo! JAPANの各種サービスはインターネットを利用することができる環境をお持ちの不特定かつ多数の方が利用できますし、氏名、住所、連絡先などの個人を特定するような情報を確認させて頂いておりません。従って、その都度、個別の承諾を得ることは実質的に不可能です。したがって、利用規約において包括的に承諾を頂いています。
Q7.利用の際に著作権者としての氏名は表示されるのでしょうか？
A7.利用される部分や利用するスクリーンショットに著作権表示が含まれている場合にはそのまま著作権表示が表記されますが、必ずしも著作権表示がなされるとは限りません。しかし、著作権を主張するためには著作権表示は必要というわけではありませんので著作権法上ユーザーの方々の著作権は保護されています。
Q8.利用の際にYahoo! JAPANが内容を改変することはあるのでしょうか？
A8.利用規約にありますようにYahoo! JAPANは、ユーザーの方々がそれぞれの責任でサービスを利用して頂きたいと考えています。ユーザーの方々の掲載されたコンテンツの内容を改変することは、この自己責任という原則に触れると考えていますので改変することはありません。
Q9.Yahoo! JAPANが、ユーザーの掲載したコンテンツをYahoo! JAPANの名前や第三者の名前で出版したり販売したりすることはあるのでしょうか？
A9.Yahoo! JAPANはQ5に記載した目的以外にユーザーの方々が掲載されたコンテンツを利用することはありません。また、著作物を利用する場合に著作権表示をすることができない場合もありますが、著作権そのものは著作権者に帰属していますので著作権者以外の者を著作権者として出版がなされるというようなことはありません。
Q10.利用規約を読むとユーザーが掲載したコンテンツについて、Yahoo! JAPANが何でも自由に利用することができるように読めるのですが？
A10.ユーザーが持っている著作権が利用規約によってYahoo! JAPANに移転することはありません。したがって、ユーザーは自由に著作権を行使することができます。
また、Yahoo! JAPANはQ5でご説明したとおりプロモーションの目的でユーザーが掲載したコンテンツを紹介することはありますが、それ以外の目的で利用することはありません。これまでもプロモーション目的以外に利用したことはありませんし、今後もありません。
利用規約は一種の約款ですので、権利義務という観点から記述されています。そのために包括的な表現をせざるを得ない場合がありますのでご了解いただきと考えています。なお、Yahoo! JAPANとしては規約の運用に関してはこのQ&Aで説明したとおりに行っております。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。