投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 10 月 05 日 01:39:48:
文部科学賞の賀茂川幸夫審議官(初等周到教育局担当)は3日、政府の地方分権改革推進会議のヒアリングで、小・中学校の教科書の採択について「なるべく地域の実情に応じて選べるようにしたい。町村単位で採択地区を設定する可能性も含めて検討したい」と述べた。
現在は、市・郡単位で設けられている採択地区の小規模化を進める方針を示したものだ。[朝日10/4]
★こめんと
>なるべく地域の実情に応じて選べるようにしたい。
この「実情」の意味がよくわかりません。
特にそんな必要が、どうしてあるのでしょう?
何のため、具体的にどんなメリットを期待しての事だろうか?
先の教科書選定騒ぎの手口を念頭に邪推するならば、
「反日悪魔教団に洗脳されたバカ狗を教育委員会に送り込んてやった自治体には、確実に洗脳教科書を採択させてやる覚悟しろガタガタ騒いでも無駄だ、
今度は採択単位となる自治体数が多すぎて、マスコミがいちいち個別に騒き立てられなくなるんだからな」
なんていうつもりなのだろうかな?
"worst-case"の仮説として、です。
個人的には、そのような地理的な水平方向の「自由度」の追求というよりは、
教科書選定に際して如何に教育に通じた優れた人材を確保して、
愚鈍化触媒教科書や、洗脳教科書などの悪書を的確に識別して排除できるかという、質的な能力本位(垂直方向)の問題ではないか、とも思うのだけれど。
この記事は、記憶の片隅に置いといてくださいね。