投稿者 佐藤雅彦 日時 2001 年 7 月 29 日 17:59:16:
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小泉内閣 Die on hurt!満身創痍で野垂れ死ね!
現行政府のむやみなマスヒステリー人気を嘲笑する
小泉内闇メールマガジン 第19号
2001年7月29日(日)
第19回参議院議員選挙・投票日
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本日のコンテンツ
●1.これも要注意!
小泉がさっそく“体調不良”報道に反論!
●●2.嗚呼、バカ総理……
小泉が「こじき」発言で恥のうわ塗り
●●●3.今日の馬鹿ネタ。
おれたちが小泉政権の「生みの親」です!
シンキロウと中曽根大勲位が選挙演説で自慢大会
●●●●4.爆笑人情喜劇!
田中真紀子、あっちこっちでサル芝居!
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●1.これも要注意!
小泉がさっそく“体調不良”報道に反論!
さて本日は、ついに参院選の投票日。 バカ大衆の票を釣り
獲るために仕掛けられた“きらびやかな疑似餌”だというのが、
しょせん小泉ルアー内閣の政治的本質でしたから、本日を以て
小泉内閣の政治的役割は事実上、終焉したといえるでしょう。
前評判で落選と目されていたオールダー林寛子――なにしろ
今回の選挙にゃ「林寛子」というタレント上がりが2人立ってるか
らね――すなわち「扇千景」が落ちれば、文字どおり名実ともに
小泉内閣はオダブツ。
……といっても、あす以降も当分は死骸化した小泉内閣が続く
ことになるのですが――自民党としては小泉内閣にはまだ“利用
価値”があるのでフランケンシュタインのように死骸を「改造」して
使い回すはめになるでしょうね――もはや経済危機や外交問題
など、直面する難問や矛盾のクレームを押しつけられるだけのサ
ンドバッグ以上の役割は持ち得ない……。
明日からの小泉内閣を一言で表現するなら、「死闘」でしょうな。
むろん、既成利権勢力は小泉が吹聴してきた「改革」を骨抜きに
しようとする。官僚からも業界からも党内の守旧派からの潰しを
受ける。
そういう状況で、小泉とその仲間たちを支えてくれるのは、オツ
ムが弱くて直情径行の封建的国民大衆しかいない、ということに
なるが、もはや小泉が政治的に無能で、バカの一つ覚えにスロー
ガンを繰り返すことしかできない男だということは、先日の株価
暴落や“靖国参拝予定”問題でひろく知られることになったから、
「小泉熱病」は急速に引いていくような気がします。
……もっとも、8月以降に予想されている壊滅的な経済危機が
本当に起これば、パニックに陥った国民は、ワイマール末期の
ドイツ国民みたいに“カリスマ性のある小男”に救いを求めようと
するかも知れない。 その危険性は大きい、と私は感じています。
つまり、ニッポン国家の政治経済的基盤がヤバくなればなるほど、
国民は国家的死期を早める最悪の選択に傾くであろう……。過
去の内外の歴史をキチンと学んでいない大衆を政治のかじ取り
に“参加”させると、トンデモない悲劇を招くこともあることは、20
世紀の歴史が実証していますからね……。
さてさて前置きが長くなってしまいましたが、本誌前号の「参院
選後に小泉は“暗殺”されるかも…… 要注意! “体調不良シ
ナリオ”がぼちぼち発動」という記事で、小泉をめぐる「健康不良」
説はヘタをすれば政治的暗殺の前兆になるかもしれない、と“警
告”を書きました。 こうした不安は小泉本人も感じていたとみえて、
さっそく選挙戦の遊説先で、一生懸命に「健康不安」説を打ち消
すパフォーマンスを見せていました。
……と言っても、次のような演説をしただけですけどね――
∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/830322/8fac90f2814091cc92b2-0-1.html
[毎日新聞7月25日]
小泉首相:
「重病説」に不快感を表明 遊説先の青森市で
小泉純一郎首相は25日、遊説先の青森市で「よくも最近の
週刊誌はうそを書くと感心している」と一部週刊誌が取り上げた
首相の「重病説」に不快感を示した。首相は「1キロやせたのに
10キロやせたとかね。重病説だとか。重病でこんな(風に)話で
きますか」と週刊誌の内容に反論。さらに「総理大臣だから何言
われても仕方ないが、きのうは沖縄をとんぼ返り。きょうは岩手
県と山形県にも行く」と、体調の回復ぶりをアピールした。
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――「健康不安」説が出てくると、大衆のまえで無理して踊っ
たり水泳して見せたり、カラダを動かすパフォーマンスをするのが
外国の政治家たちでして、ポルカまがいの酔っぱらいダンスを踊
ってみせたエリツィンや、水泳シーンを披露したケ小平が懐かしい
ですが、うがった見方をすれば、今回の小泉は口先だけで「健康
不安」説を否定したにとどまった。 だけど彼の言動が上滑りして
きたことはすでに実証済みですから、まだまだ健康問題はアヤシ
イんですけどね。
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●●2.嗚呼、バカ総理……
小泉が「こじき」発言で恥のうわ塗り
政治的にはほとんど四面楚歌の状況で、アジ演説でバカ国民
を騙して虚構の支持を取り付けない限り、いつ“首相の椅子”から
引きずり降ろされるか――といってもアンダーグラウンドな手段で
ですが――わかったものではない“一口シシ”小泉にとっては、
「言葉こそがすべて」のハズなのですが、選挙演説で鼻歌を歌っ
たり下手な川柳を披露したり軽口を叩くしか能のない人物ゆえに、
たまにはホンネを喋ってしまうことがある。
こんな具合に――
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http://www.asahi.com/politics/update/0726/008.html
(朝日新聞7月26日付け)
首相が「こじきでも字読める」 大分の演説で
小泉純一郎首相は26日、「(日本では)こじきでも字を読め
る。新聞読んでいる。ホームレスでも」と発言した。大分市での
街頭演説で教育の重要性を強調する文脈のなかで語った。
首相は先のジェノバ・サミットに触れ、「発展途上国の代表
にも意見を述べてもらう。ほとんどが字も読めない、食う物もな
い貧困、何とかお金を援助してくれ、借金棒引きにしてくれと言
う」と語った。
そのうえで、今の痛みに耐えて将来に備えるという「米百俵」
の話を各国首脳に紹介したと述べ、「貧困解消で最も大事なの
は遠い将来を見れば教育なんだ」と指摘。「字も読めなきゃ、何
をしたら病気になるかもわからない。字も読めなきゃ職にも就け
ない。日本は飢えるときも教育が一番大事でやってきた」と語り、
「こじき発言」に続けた。
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――「日本は飢えるときも教育が一番大事でやってきた」だとさ。(笑)
どうやらこの男は、学徒動員のことも知らない馬鹿者らしい。
∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/830310/83z815b8380838c83X-0-3.html
[毎日新聞7月26日]
小泉首相:「日本では、こじきでも新聞を読んでる」
小泉純一郎首相は26日、大分市の街頭演説で主要国首脳
会議(ジェノバ・サミット)で行われた発展途上国代表との会議に
触れ、「私はあえて言った。日本は何も資源がない。あるのは人
間だ、教育水準だ。ほとんどの国民が字が読める。こじきでも字
が読める。新聞を読んでる。ホームレスでも。この教育があるか
ら日本は発展した」などと発言した。
首相は発展途上国代表らに、将来に備えて教育を重視する
「米百俵」の精神を説明、歓迎されたことも紹介した。
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――で、「こじきでも字が読める。新聞を読んでる。ホームレス
でも」という発言が、“事件を巻き起こす”ことになったのは当然の
結果だったといえましょう。 こんな具合に――
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http://www.asahi.com/politics/update/0727/004.html
(朝日新聞7月27日付け)
「痛みへの想像力欠ける」と首相に抗議 野宿生活者ら
小泉首相の「(日本では)こじきでも字を読める。新聞読んでい
る。ホームレスでも」という発言に、東京都内の野宿生活者や支援
者ら約40人が27日、首相官邸前に集まって発言の撤回と謝罪を
求めた。「野宿を強いられている仲間の『痛み』に想像力をめぐら
す姿勢のかけらすらない」と批判した抗議文を首相あてに準備し
ていたが、警官らに制止された。
集まった野宿生活者らは「小泉発言を許さないぞ」「こじきとは
なんだ」と口々に抗議の声を上げた。支援者の一人(39)は「痛
みを伴う改革と言うがこんな痛みはまっぴらだ。人を傷つけ侮辱
する差別的な発言だ。『ホームレスでも』と引き合いに出すこと自
体、小泉首相がホームレスをランクの低い人と見ている表れだと
思う」と話した。
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――小泉は、こう発言すべきだったんですよね。 「日本では
こじきが政治家やってます。外務省なんか、こじきばかりなんす
から。 ああ、うちの党にも、こじきがいてさ、KSDのカネを食っ
ちゃったんで、まいった、まいった」。
実際、日本では様々な事情でイエや家族を捨てた浮浪者が
たくさんいます。 朝日新聞は「野宿生活者」などという奇妙な
言い換えをしていますが、「野宿生活者」って英訳するとただの
「camper」(キャンパー)ですからねぇ。(苦笑)
ちなみに「camper」の語義を英和辞典で引くと、こんな説明にな
っている――
---------------------------------------
camper 名詞. キャンプする人, キャンプ生活者;
キャンプ用自動車[トレーラー]
---------------------------------------
浮浪者のことを「キャンパー」だなんていったら、単に酔狂で
アウトドア生活している人みたいで――そういう人もいるかもし
れないが――本物の浮浪者には無礼千万ですよ。
しかし、イエを持たずに野外生活していても、大都会で生活
するかぎり、むかしの乞食のように街頭でカネをねだったり民家
を回って食物をねだったりする必要はほとんどないでしょう。
いまどき生活の糧を「街頭でねだったり民家を回ってねだった
り」しているのは、選挙前の政治家か、珍味や壺や印鑑を押し売
りして民家を回っている統一協会の信者ぐらいなものですよ。 つ
まり現代日本の「こじき」とは、こういう連中にほかならない。
∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇
http://www.asahi.com/politics/update/0729/004.html
(朝日新聞7月29日付け)
「曲解、揚げ足取り」 こじき発言で小泉首相反論
「こじきでも字を読める。新聞読んでいる。ホームレスでも」と
の自らの発言に抗議が出ていることについて、小泉純一郎首相
は29日、「言葉尻をとらえようという人がいるんじゃないの。揚げ
足取りとかね。曲解というか偏見というか、何とかならないかね。
教育の重要性を言ったということが分かってないんだね」と述べ
た。首相官邸前で記者団の質問に答えた。
小泉首相は26日に大分市内の街頭演説でこの発言をした。
ホームレスら約40人が27日、「野宿を強いられている『痛み』に
想像力をめぐらす姿勢がない」として、発言の撤回と謝罪を求め
首相官邸前に押し掛けた。(11:16)
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――単純な政策スローガンを繰り返すばかりで、まともな政論
を語れない、“一口シシ脅し”の小泉。 この男も、シンキロウや小
渕におとらず“ボキャ貧”だということは、今やすっかり露呈してしま
いましたが、「こじき」でやめときゃよかったのにね。(苦笑)
きっと「こじき」と言ってから、「やばい、コジキなどと言ってしまっ
て、あとで叩かれたらどうしよう。 婉曲な言い方で、いいくるめな
きゃな。 え〜と、え〜と、コジキの“言い換え”は……。 そうだ
ホームレスだ!」などと無い知恵を絞ったあげく、「こじきでも字が
読める。新聞を読んでる。ホームレスでも」……などという取って
付けた表現になったのでしょう。
しかしこれは致命的であった。 なぜって、「こじき=ホームレ
ス」という文字どおりの差別意識が、はからずも露呈してしまった
んですからね。 ちょっとばかり裕福な今の日本には、終戦直後
から昭和40年前後まで街頭で見かけることができた「乞食」はい
なくなったが、そのかわり「ホームレス」は現実に存在していて、
政府の経済政策の無策と企業のエセ「リストラ」のせいで増加す
る一方なのですから……。
ちなみに、「こじき」という言葉から私が真っ先に連想するの
は、贈賄企業の「共和」という土建屋に“女優とのペアウォッチ”
までねだった「おねだり文ちゃん」こと阿部文男・元北海道沖縄
開発庁長官や、KSDにカネをねだっていた村上正邦・元労働大
臣などの自民党の面々なのです。 おい政治家ども、みっともな
いから“おねだり”はやめろよ、と言いたいですな。
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●●●3.今日の馬鹿ネタ。
おれたちが小泉政権の「生みの親」です!
シンキロウと中曽根大勲位が選挙演説で自慢大会
宝くじで高額当選すると親戚が増える、と言います。 あるいは
親戚一同から煙たがられていた不良でも芸能界デビューしてテレ
ビに出るようになれば、やはり「やさしく卑しい親戚」ばかりになって
しまうとか……。
今や国民的大スターの“一口シシ”小泉ですが、選挙という“お
祭り”のドサクサにまぎれて、「小泉政権を作ったのはオレ様だ〜」
と恩着せがましい宣伝をはじめたボケ爺が2体、登場してきました。
最悪なことに……よりによって森喜朗と中曽根康弘です。(笑)
この馬鹿ジジイどもは、こんな自己宣伝をしてるんですな――
∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇
http://www.asahi.com/politics/update/0728/005.html
(朝日新聞7月28日付け)
小泉政権「生みの親」に森、中曽根氏が名乗り
小泉人気に審判が下る前日の28日、政権の「生みの親」が
2人、名乗り出た。森喜朗、中曽根康弘の首相経験者の両氏。
その言い分は――。
中曽根氏は群馬県高崎市での応援演説で、4月の総裁選に
触れ、「実は小泉さんをぜひ出したいと思っていた」と切り出した。
「総裁選でうんと候補者をたたせて、市民の前で談論風発を
やらせ、密室談合をたたき破りたかった」。さらに本選の前夜、総
裁選に出馬していた亀井静香氏に対して「国民の意に従って小
泉さんを当選させようじゃないか」と本選辞退を迫った裏話も披露
した。
一方、森氏は福井市での演説で、総裁選への出馬について
小泉氏に「私は勝つと信ずる。官房長官と官房副長官だけは引き
継いでもらいたい」とアドバイスしたことを紹介。
さらに自らの首相辞任と小泉氏へのバトンタッチは実は「改革
を引き続き進めてほしかった」からで、そこで「実行していくために
は国民のみなさんの協力がいる。そこで私は自分の身を沈めたん
です」……ということだったそうだ。
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
中曽根いわく、「総裁選でうんと候補者をたたせて」云々……。
オメエは“女郎グモ相撲”の胴元かよってんだ。(笑) あんまり
「立たせたい」ばかり言ってると「バイアグラ中曽根」って呼んじゃ
うぞ。(笑)
中曽根大勲位は、総裁選の前夜に亀井に恫喝を加えて辞退さ
せた内情を得意げに吹聴していますが、やっぱり八百長試合だった
んですな。(笑) つまり中曽根は八百長試合のマッチメイカーな
わけだ。 オメエ、もう日本でクダ巻いてないで、ハリウッドにでも行
って八百長ボクシングのマッチメイカーでもやってろよ、と忠告したく
なったのであります。(笑)
ところでシンキロウの自慢話にはオドロキましたなぁ。 「改革
を引き続き進めてほしかった」から首相を辞めて小泉にバトンタッ
チしたんだとさ。(笑) おいモリくん。ばれるウソをついちゃまず
いでしょ。 キミも大人なんだからさ。(笑) キミが総理をしていた
ときに行なったのは、いくつかの目も当てられない失言と、ぶらさ
がり記者諸君との幼稚なケンカだけだったじゃないの。(笑)
……ああそうか。 最大の改革はキミが辞めたことだったのね。
ということは、単にキミが日本政治の最大の障害物だということを
告白しただけじゃないの。 サメの脳みそのキミには、自分の発言
の意味は理解できないだろうけどさ。(笑) ……と森喜朗には進
言してあげたい、そんな今日この頃なのでした。
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●●●●4.爆笑人情喜劇!
田中真紀子、あっちこっちでサル芝居!
さすがに田中真紀子外相は5流の女優崩れだっただけのこと
はある! この人のパフォーマンスは、田舎芝居を見ているよう
で、それなりに面白い。 この面白さ……何と言いましょうか。
まるで小学生のガキが「路傍の大便を木の枝でつっついて遊ん
でいるときに感じる下卑た快感」とでも言いましょうか……。
民主主義ってのは 「神の思し召しで人類の知識や人間性は
果てしなく向上することができるし、そうした資質の向上で理想
的な社会を建設することができる」 という近代西欧の宗教的な
幻想を前提に“開発”されてきた社会システムですから、当然、
無理が生じるわけですけれども、それにしても「民主主義」と「衆
愚政治」は断固として違うものでしょうな。
田中大臣のパフォーマンスというのは――死んだオヤジ(角栄)
のときも同じだったけど――衆愚政治を増長させる悪趣味な見世
物なんですよね。 (わたしは個人的にそういう下品な見世物は好
きですけどさ。) つまり、真紀子が、こうしたパフォーマンスを意
図して行なっているかぎり、彼女が国民を馬鹿扱いにしていること
は間違いないと思いますよ。
だけど、馬鹿な見世物に喜んでいる“馬鹿な興行師”や“馬鹿な
観衆”に愛想を尽かして、客をいじって遊ぶようになったら、芸人と
してはダ〜メダ〜メですな。
たとえば、こんなイジリ方ですけど――
∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇∇
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200107/28/20010729k0000m010032000c.html
[毎日新聞7月28日]
田中外相:
群馬県内の参院選応援演説で「この候補者だれ」
参院選選挙戦最終日の28日、田中真紀子外相が、群馬県内
2カ所で自民党候補応援のため街頭演説した。ところが、候補者
とともに選挙カーの上に上った外相は「候補者がどの人か知りま
せん。駅に着いたときは(候補者が)男か女かも知らなかった」。
演説の最後でも「この候補者なんておっしゃるんですか」と“質問”
してみせるなど聴衆は爆笑のうずに包まれた。
外相の応援は公示日に大分県で行って以来2度目。演説では
「自民党を中心に与党のやったことは我々の税金である公的資金
を、つぶれかかっている事業や問題ある事業につぎこんできたこ
とだ」と自民党批判を展開。さらに候補者が県議出身であることは
事前に知らされていたのか「県議をやったから国会へ行ってみよう
とか政治家の娘だから国会へいってみようというのは税金の無駄
遣い」と言いたい放題の演説だった。
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
――まあ、「税金の無駄遣い」とまで言われる候補者はテメエ
が悪いのだから仕方ないけど、「政治家の娘だから国会へいって
みよう」ってのは真紀子、オメエのことだよ、とツッコミを入れたくな
りますな。
それにしても、有権者はこういう田舎芝居に喜んでいていいん
でしょうかね。(苦笑) 開票したら肝心の地元候補者の名前が
なくて「たなかまきこ」と書いた票ばかりで候補者は落選……なん
て結果になれば、じつに健全な有権者(?)ってことになるんだろう
けどさ。(笑)
真紀子の荒れ方は、ある意味、痛快である。 だけど、真紀子
の荒廃疲労した心の内面をさらけ出しているようで、猿芝居のサル
のような悲哀も感じますな。
ところでASEANの隠し芸大会ってのは、そうした悪趣味芸能
のオンパレードだったんですな。 アジア外交の水準がわかって、
なかなか勉強になったけど、ある意味、戦慄を覚えましたね。
そこでも真紀子嬢は、似合わぬアオザイを着て大活躍だった
そうで……
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http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200107/27/20010727k0000e030013000c.html
[毎日新聞7月27日]
田中外相:
パウエル米国務長官と隠し芸を披露 ASEANで
【ハノイ堀山明子】田中真紀子外相は東南アジア諸国連合(A
SEAN)拡大外相会議閉幕前日の26日夜、各国代表が隠し芸
を披露する恒例のディナー・パーティーで、ベトナムの民族衣装、
アオザイを着てパウエル米国務長官とミュージカル風の演技を
披露した。外相は27日午後、ハノイを出発し、同日夜帰国する。
日米合作の出し物は、パウエル長官が「ベトナムにいた時、
ベトナム兵士とともにラジオ放送で聴いた」という悲恋の歌「エル・
パソ」を歌い、歌に合わせて恋人役の田中外相が踊るというもの。
撃たれて死んでいく男性を女性が抱きかかえてキスするという歌
詞に合わせ、顔をギリギリに近づける外相の“迫真の演技”に、会
場から拍手が湧き起こり、同行している外務省職員は「さすが元
演劇団員」。
今回の共演は、長官が到着直後の24日夜、外相に申し込ん
で実現。外相は出演前、記者団に「選挙中で日本中大変な時だし、
ずっと(やるかどうか)悩んでたけど、格好悪いけどやる」と語って
いた。
このほか、カナダのマンリー外相は替え歌で「小泉(純一郎)と
自分の髪の色は同じ色だけど、小泉首相の髪の格好の方が素敵」。
ロシアのイワノフ外相は“かけあい漫才”で「日本から来た田中は
要注意」と語って、会場を笑わせた。
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
こういう“芸能”でパウエルなんかとの“関係”が改善できるなら、
外務大臣は、剣劇女優の浅香光代にまかせて、できることなら総
理大臣も中村勘九郎あたりにやらせておけばいい。(笑)
ところで……イワノフの“かけあい漫才”というのは見てみたい
ものだ。イワノフ外相と立川レーガンの“かけあい漫才”で、「世界
大戦一歩まえ」なんていうブラックユーモアねたの漫才をやってく
れるなら、木戸銭はらっても見に行くぞ〜。(笑)
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小泉内闇メールマガジン・第19号
発行人:佐藤雅彦
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