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投稿者 ssk 日時 2001 年 9 月 28 日 17:59:26:

これは現在、米戦艦 USSウィンストンチャーチル"the USS Winston Churchill"(DDG81)
http://www.spear.navy.mil/ships/ddg81/
に旗手として配属されている一人の若者が父親にあてたeメールを翻訳したものです。
((筆者は英語も日本語も不得意ですので 読みにくいところはご勘弁を...

英文オリジナルはこちらです :
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/1184/nikki/0901.html 9/30 ))

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お父さんへ

僕らはまだ これといった次の指令もないまま 洋上にいます。
毎日 厳戒態制の監視の当直に立ちながら 皆も一生懸命やっています。

ホンネをいうと楽しいことなどないし、もっと正直にいえば、国へ帰れるわけでもなく 新しい指令があるわけでもない現在の状況に大半の者がフラストレーションを感じています。

いまこんなに遠く離れていると 国内では何が起きているのかよく分かりまん。しかし その影響だけははっきり感じとることができます。

2時間ほど前 操舵の訓練のためにブリッジへ招集がかかりました。


イギリスのプリマス港では僕らの前方にドイツの戦艦LUTJENS (D185)が係留していました。

港では WINSTON S CHURCHILL と LUTJENS が一緒にスポーツをしたり甲板で料理をしたりして いい友達もできました。

そのドイツ戦艦 が海上で ブリッジとブリッジで呼び合いながら別れをするために、 左舷スレスレ」を通り過ぎると連絡してきていたのです。

僕らがブリッジウィングで敬礼をする準備をしていたら、キャプテンからクルー全員トップサイドへ来て別れを告げるようにいわれました。

彼らがやってくるのを見たカニング(女性)将校は双眼鏡ごしに“アメリカンフラッグだ!”叫びました。
さらに近づくと 半旗がひるがえっているのが見えました。
ついに艦と並ぶように入ってくると 青い制服を着たドイツ艦のクルー全員の姿が見えました。

そしてかれらは船側に "We Stand By You".(われわれはアメリカの味方だ)と書いた看板をかけていたのです。

彼らの船が僕らの目前に数分間留まり、やがて僕らが敬礼を終えるまで ブリッジで目が乾いている人間はいなかったよ。

これは僕がいままでの人生で見たなかでもっとも 力強いものでした。平静を保とうと苦労した連中はは少なくありませんでした。

今日 外はとてもよい天気です。


これはあのアタック以来最高のできごとです。
たった半世紀前とは全然違っています。ヨーロッパと世界中の一致協力するのをみると、 僕らもみな そこで任務を果たすことに誇りを持てす。

いつ国へ帰れるか分かったらまたメールを出します。けれど 多分これが僕から送ることのできるベストニュースでしょう。Love you 家のみんなにも。

-Dより

D.W.
"KEEPER OF THE HORNET DRIVERS"
F/A-18 Advanced Weapons Laboratory
NAWCWD China Lake, CA

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参考 US Navy Fact File :
http://www.chinfo.navy.mil/navpalib/factfile/ships/ship-dd.html



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