(記事)人の行動 文字に変換

 ★阿修羅♪

[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ14 ]

投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 9 月 05 日 01:24:33:

ソーラーリサーチ研 監視システム

 特殊搬送装置開発のソーラーリサーチ研究所(大阪府豊中市、明石博社長)は大阪府立大学と共同で、人の動きをビデオカメラで撮影し、それを日本語で「倒れた」などと表示するシステムを開発した。十二月に発売する。防犯監視システムに活用することで不審者や自己に見落としが防ぎやすくなるほか、老人介護などにも利用できるとみている。警備会社や老人ホームなどに売り込む。


コップを持ちながら人物Aが部屋の中で座っている
人物Aがコップを置いた。
人物Aが部屋の中でノートPCを操作した。
人物Aが部屋の中で座っている。
人物Aが部屋の中でノートPCを操作した。
人物Aが部屋の中で座っている。
人物Aが部屋の中でノートPCを操作した。
人物Aが部屋の中で座っている。

▲カメラで撮影した映像(下)【略】と音声から対象の動作を文字に変換する(上)

 この監視システムはパソコンとカメラ、マイクで構成する。映像と音声に基づいて対象人物の位置や姿勢、動作を専用ソフトが解析、その結果をモニター画面で日本語表示する。電話線を通じて警備会社などに送信もできる。画像データを文字に変換する技術は珍しい。画像だけでは即座に分かりにくい行動も文字表示で判別でき、見落としが防げる。
 現在、判別可能な行動は「郵便受けをのぞいている」「部屋を出た」「寝ている」「立った」「倒れた」「テレビを見ている」など十数種類。技術的には数十種類まで増やせるという。「倒れた」などの特定行動に対して警報を鳴らすこともできる。
 画像解析と音声認識システムの開発に大阪府立大の福永邦雄教授が協力した。画像と音声から人物の位置や顔の向き、手などの動きを抽出し、あらかじめ登録した部屋の三次元データと組み合わせて動作を推定する仕組み。データベース化した人物の行動パターンと、抽出した動作を対応させ、日本語に変換する。人物が二人以上いる場合は服装や身長などを参考に判別するが、協調動作など複雑な行動の判別は難しい。
 カメラを増やせば複数の部屋にも対応でき、監視サービスの省力化につながる。要介護者や独居老人の事故防止システムのほか、不法侵入者などを監視する防犯装置、動物園の稀少動物やペットの遠隔監視装置などの用途を想定している。
 価格は、一部屋だけを監視する家庭用システムの場合が三十万円前後、老人ホームや病院などの百部屋前後を監視する大規模システムの場合、五千万円前後。ソーラーリサーチ研は機器の販売と施工を手掛ける。二〇〇二年三月期に三カ所の採用を目指す。
 ソーラーリサーチ研は一九八〇年設立。半導体チップやシリコンウエハー、ハードディスクなどの精密部品を運搬する装置を開発、販売している。二〇〇二年三月期の売上高は二億円前後を見込む。(人の行動の日本語化は「Sangyo一語」参照)[日経産業新聞8/29]

★コメント
将来の用途例:雑居ビル店舗、ラブホテルの監視、対人殺傷用AI戦闘ロボット、および24時間低コスト徹底経営を目指す賢い企業の<め>として??
だんだん「HAL9000」に近くなってきたようですねぇ。

このページの感想




フォローアップ:



★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。