投稿者 作らない会 日時 2001 年 8 月 11 日 18:16:09:
【右傾化扇動は、中曽根・統一協会・ブッシュCIAの策略】
作る会、総理の靖国参拝などなど、日中・日韓間の軋轢が引き起こされているが、明らかに意図的な扇動を行っている集団が騒動の背後にいる。それが、中曽根、統一協会、ブッシュCIAだ。
○教科書問題で、論議が起きたのは、今回が初めてではない。過去に中曽根と統一協会が仕組んで、「最新日本史」なる教科書を出版したことがあった。今回は、その再現だが、統一協会は巧妙に姿を隠し、中曽根も見事に表に出ない役割を演じている。しかし、実際、作る会の内部や周辺には、中曽根や統一協会に連なる人物が、多数出入りしている。霊感商法以降、名前が出るのを恐れた統一協会は、作る会の母体である日本会議に勝共議員を送り込むことで、実質的に、作る会を操縦している。
○統一協会は、半島人、文鮮明に率いられた反共組織ではあるが、決して日本の民族主義に根ざした右翼ではない。むしろ、北朝鮮・金大中と密接な関係を持ち、ブッシューCIAと連携した、準・諜報機関的組織である。半島と米国CIAの利益代表として、日本の右傾化を煽る目的は、決して日本の利益を念頭においたものではない。
○中曽根は、読売の渡辺同様に、児玉誉士夫人脈の末裔であり、在日右翼=統一協会を含む、背後の日本の(在日)裏社会、そしてアメリカの利権集団の利益代表として、日本に君臨してきたわけだ。その中曽根が、教科書問題など、裏で糸を引いて日韓摩擦・日中摩擦を引き起こそうとしているということは、勿論、ロックフェラーやキッシンジャーのご要望ということだ。それに、文鮮明
も池田大作も同意しているのだろう。
○そこで、オウム事件を振り返ると、統一・創価の暗躍は勿論のことだが、山口、中西という中曽根直下の金権政治家が登場している。統一がオウムに絡んでいた以上、中曽根が一枚噛んでいて当然だ。ただ、あの男は、子分にすべてを押し付けて、自分は逃げおおせるのがうまいから、結局、失職したのは山口と中西だった。一時期、石原慎太郎がオウムに関与していたのではないかと、取り沙汰されたが、中曽根との関係で考えれば、不思議でもなんでもない。オウム事件の真相が闇に葬られ、中曽根への追及ができなかった理由は簡単だ。CIAのご意向というわけだ。
○中曽根がオウムでやろうとしたことは、武装蜂起による政権の掌握だったろう。新政権の首相には、山口の名前が挙がっていた。オウム事件では、教祖の麻原にばかり、スポットライトがあてられているが、麻原など、傀儡の表向きの顔に過ぎない。オウムの実体は、統一協会であり、オウムを実質的に支配するために、早川キヨヒデが、統一から送り込まれたのだ。
○ブッシュ親子にとって、スポンサーの軍産複合体を喜ばせることは内密の選挙公約だ。ソ連崩壊以降、世界から緊張が消失し、軍産複合体は極端な疲弊を経験した。今、ブッシュに求められているのは、中国を仮想敵国として育成し、極東に緊張状態をつくり、永続させることである。この観点から見ると、昨今の日本と中国及び韓国の軋轢は、実に理にかなっている。中曽根や石原が、日本独自の軍備を主張すれば、当然ながら、隣国から強い非難を受ける。教科書問題がこじれるほど、日本独自の防衛政策は非難の対象となり、実質的に実行不能になる。結果、日本は米国から武器を輸入するしかなくなる。米の軍産複合体が儲かる。在日米軍の増強も行われ、日本が負担を求められる。
○しかし、中曽根がCIAから命じられた仕事は、もっとスケールの大きいものだろう。日本に再軍備を行わせ、中国に直接対峙する米国側の最前線基地として、たっぷりカネを使わせるためには、日本に強権的な極右政権を発足させる必要がある。しかし、現状では選挙でそのような政権を樹立することは難しい。
○そこで、オウムの計画していたクーデター計画が思い出される。統一・創価の盲信カルトが「左翼勢力」をつくろって、日本各地で騒乱を起こし、正当な政権を蹂躙する。自衛隊が治安維持に出動し、どさくさ紛れに、中曽根―石原ラインの極右が政権を
掌握する。極東に著しい緊張が生まれ、米とロシアの軍産複合体がたっぷり儲ける。
ただし、統一の文鮮明と創価の池田大作には別の思惑があると思う。文は、米をサタン国家と呼び、いつの日か、米国民を自分の前に跪かせると公言してきた。また、文も池田も半島の系譜を持つ人物だが、日本の半島支配や過去の侵略、在日への差別に対する積年の恨みを晴らす機会を狙っていると考える。ブッシュの思惑よりも、もう一つスケールの大きいことを、半島系譜の二人は考えているかもしれない。
いつ、それが起きるか?2002年ワールドカップに注目したい。
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