投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 7 月 06 日 00:47:45:
回答先: Re: 「SAPIO」を読んだ感想です。 投稿者 釜井@ギャングスター 日時 2001 年 7 月 03 日 18:41:20:
会話中の通話切断との事ですが、まずこのような事を思い浮かべました。
(1)お書きになられました様な電子の目による会話の自動「監視」は、
純粋な技術的可能性として、もはや頭ごなしに否定できないでしょう。
(2)同時に、このような「無線回線としての事情」もないことはなさそうです…。
デジタル携帯電話では、声と声の間の空白の通話を省略すべきか等を判断しながら、通話(=通信データ)量を目一杯削っているのだろうと思います。
逆に申しますと、大事な用件などで話し込んだ場合はそこだけ情報密度が濃く(多く)なってしまい、回線が混んでいる時に通話が途切れる確率が特に多くなるの…では…ないでしょうか?また、携帯電話ユーザーの増加に回線数が追いつかなくて、一部で通話切断が多発する、という報道記事を先日見たような気がします。
(※携帯電話は個人的な専門分野ではありませんので、もしそれが間違いでしたら、どなたかご専門の方のご助言お待ちします。)
(3)そこで、通話のプライバシーに特に疑念をお持ちの方々が結論を絞り込むには、何らかの手掛かりを要するのではないでしょうか。
少々の覚悟をお決めの上で、各自実験なさるとあるいははっきりするかも知れません。以下は、実験例としてあくまで無責任…に書きますが――
あらゆる暴力や薬物関係、諜報、金融、高額な金額、政治家、組織名…
などの怖い「業界」用語を、どなたかワケあり系の相手方とハッキリとした声で連呼し合う、とかです。その状況で、通話がどのくらいの割合(回/分)で遮断されるのかを通常の会話内容の時と比較するなどの事を、自分だとしたら暫く実施して調べたくなると思います。
一定の会話速度にて、時間帯や通話場所の条件をいくつか決めておく、とかです。
その結果、もし数値的にはっきりと差が浮き出たとしたら、その時は穏やかであり続ける必要はない、のかも知れません。
(そのような危ない実験を個人的にお薦めしているのではありませんので…)
★携帯電話の件ではありませんが、最近、私自身が被った実例をご紹介します。
3年くらい愛用してきた「とある超大手フリーメール」ではそれまで画像を添付したことがなかったので、送れるかどうかをミサイル発射場面(某公式サイトからの合法画像です;)を本文なしで自分宛に送って保存テストしてみたのです。が、その次からログインしようとするとすぐさま、
ログアウト | |
| |
ログアウト 無効なセッションです | |
自動ログアウト |
…という謎の「自動ログアウト???」画面になり、二度と受信メール(元諜報員さんの「諜報メール」ほか)を一切読めなくなってしましました。
フリーメール登録者名は某近隣国風、login名は某中東風だったのですが…
さて、なぜでしょう〜(^^;)
そういう訳で、個人に帰するはずの通信情報を「監視されているのではないか」とのご提起に対しては、その点は個人的に否定できない部分が、なくはないです。
最近の情報技術は非常に高度化して、普通の人の手には負えないレベルになっているからこそ悪質な科学カルトに振り回されないよう注意しなければならない一方で、個人が情報技術の現実的可能性を冷徹に予測する努力を怠ってはならない時代になった、ということでしょうか。
誰か人物が他人のプライバシーを覗くのではない「電子の目」は、たとえそれがどんなに甚だしい「プライバシーの侵害」行為に該当しようとも、地球IT化の掟として、将来とも決して法的処罰対象にはさせないのかも知れません。
とするならば、もはや全能の「電子の目」の現実的脅威に怯えることになろうとも、残念ながら「監視」の機会からの逃避は100%不可能であることを意味するでしょうね。お客様がゼニを払って、心を売る…?
★「SAPIO」のご投稿個所
は、急遽現物を立ち読みしてみたのですが、
確かにご指摘部分が際立って「ヘン」だったように思えましたのでレス差し上げました。どうかお気になさらないでくださりますよう。
では、失礼いたします。m(_ _)m