これが最後の「今月今宵」 白川ML

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投稿者 創価学会=公明党と正面から戦うことを決意したその日から、私の周りで信じられないことが次々と起こりました。 日時 2001 年 7 月 02 日 15:42:55:

     これが最後の「今月今宵」

 ようやく7月となりました。昨年の総選挙が終った直後から、今回の戦いを考えていた
私にとっては、長いながい1年でした。でも、いよいよ戦いの時が迫ってきました。諸準
備もそれなりに整い、あとは公示日を待つばかりです。全国から寄せられた温かいカンパ
で、最大の難関だった供託金もクリアできそうです。いや、できると確信しています。

 候補者も見通しが立ちました。見識と勇気ある立派な候補者を擁立できます。1〜2名
足らない場合には、最後は党スタッフから出てもらうつもりです。でも、最後の最後まで、
私は素晴らしい候補者が現われてくれること待っています。もう日にちがありません。
おられましたら、至急私と連絡を取って下さい。いま、わが国に必要なのは、しがらみを
断って旅立つ勇気なのです。そうしないとこの国は、ダメになってしまいます。

 創価学会=公明党と正面から戦うことを決意したその日から、私の周りで信じられない
ことが次々と起こりました。私は鬼が出ても蛇が出ても驚かなくなりました。創価学会=公
明党と正面から戦うことは、猛烈にプレッシャーがかかるのだと思います。ですから、私
はそうした人たちを責めるつもりはありません。しかし、私はだからといって、戦いの意
志を阻喪したことは一度もありません。ここで、私までも戦いをやめたら、それこそ相手
の思う壺だ考えたからです。

 特に、2月4日の決起の日から、予想していたとはいえ信じられないことの連続でした。
あの人だけは絶対に私を理解して下さっていると信じていた人が、残念ながら力になって
いただけないことの連続でした。もう、最初から期待など一切しないことから出発するこ
とにしました。そう思うと、不足の思いはまったく出てこないものです。そして、無いな
いづくしの戦いにご協力してくださる方がこんなに多くいらっしゃる、ということがあり
がたく思えるようになりました。

 私自身は、何も変わっていないのに、自民党を離党しただけで、こうも変わるものかと
思うと私には万事が不思議に映りました。私にとって、自民党は一人の自由主義者として
自分の理想を貫くために所属していただけのことであり、その自民党が自由主義者がいる
党でなくなったならば、そこと決別することは何の未練もありませんでした。そして、私
のこれまでの言動を見ていただいていたら、それはそれなりに無理のない連続線上にある
行動だと私は思っているのです。

 日本の自由は、いま本当に深刻な危機に直面しています。小泉首相が誕生して、事態が
少しでも変わったのでしょうか。否です。むしろ小泉内閣になって、その危険がましたとさ
え私には思えてなりません。批判精神の欠如は、ファッシズムの呼び水なのです。いま、
私が一番愁いているのは、ジャーナリズムの崩壊です。社会の木鐸(ぼくたく)などとい
う言葉は、いまや死語になりつつあります。報道の危機は、民主主義の危機でもあります。
警鐘を乱打せずにはおられません。

 私は、いま日本の自由の、わが国の民主主義の最前線に立って戦っていることを実感せ
ざる得ません。これは、決してうぬぼれなどではなく、深い憂いを込めての嘆きです。そ
れだけに20有余年にわたりおおぜいの方々のお世話になり、政治家として育てていただ
いた私として、私のすべてを投げ打ってでもやらねばならない戦いだとの思いは強まるば
かりです。

 こんなギリギリの思いと状況の中で5月間戦ってきただけに、この間に受けた多くの方
々の温かいお力添えに感激せずにおられません。この場を借りて心から御礼申しあげます。
そして、誰かが絶対にやらなければならない戦いと確信するだけに、私はこれまで何度も
なんども何の遠慮もなく、「実があるなら、今月今宵。一夜明ければ皆が来る」とお願い
してきました。

 そして、ついに7月になりました。まだまだ足りないものがいっぱいあります。強がり
をいってはいますが、やせ我慢をしているだけなのです。日本の自由を守るために、この
戦い、どうしても勝ちたいのです。ご貴台の絶大なるお力をお借りしたいのです。どのよ
うなお力添えもいまの私にはありがたいのです。改めて、重ねてお願いします。来月はもう
いいません。

 「実があるなら、今月今宵。一夜明ければ皆が来る」


 2001年7月2日

        新党・自由と希望

           代表   白 川 勝 彦





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