投稿者 超大物文化人、参議院選にでるか? 日時 2001 年 6 月 27 日 07:01:31:
本来、対諜報組織ちゅうのはこの程度のことを隠密にできて、はじめて国家の
公安でござい、というようなことが言えるのだ。
が、残念ながら日本の公安ちゅうのは今や、絶滅しつつある希少動物のよう
な「過激派」と「オウム」でメシをくいつないでいるサラリーマン集団なんや
な。
まあ、日本の公安はわしんとこへもいろんなかたちで接触してきよるし、村
松ゴンのウサギに噛まれる程度やからな。
ちょうど、最近、その公安と某オデン系出版社が出した「公安アンダーワー
ルド」ちゅうしょもない本がある。
この本はおもろい話があってな。、わしのファンが「この本を懸命に新左
翼関係者に持ち歩いているおとこがおりますが、ここにでてくる『超有名文化
人』って宮崎さんやとういてまっせえ」というので読んでみた。
その男? 「T田」というまあしょもないやっちゃ。
「公安アンダーワールド]巻頭記事(月刊宝島刊)
「初公開!北朝鮮関係者から超大物文化人までが・・・公安調査庁、極秘工作
日誌の危険な中身」というわりにはまあ大したことは書いていない。公安の下
っ端従業員がひごろどういう活動をして何を報告したか、のヒミツ書類を手に
入れた、という話だ。伏せ字だらけでわかりにくいので全部解読したんやけど
な。
で、そのさわりのわしらしい男?が登場する、ちゅうのをみせたる。
その、わしらしい『かっぷくの良い男』 が「1995年2月21日に銀座
のちゃんこ鍋屋」に登場して公安調査庁のやつと「歓談」する、というんや。
この人物は「初対面 の公安調査官相手に秘密情報をぺらぺらしゃべりまく
った」ことになっており、「われわれ(編集部)がもっとも衝撃をうけた」の
が「誰でも知っている”超有名人”だったからだ」(しかも普段は反権力を売
り物にしている)とか書いてある
「公安アンダーワールド]巻頭記事の最後のぺーじ(月刊宝島刊)
この記事の主役になっとる公安にたれ込んだ弁護士ちゅうのはMゆうんやけ
ど、権力に対して戦っていた有名な弁護士事務所におったやつで、わしもよう
しっとる。 したがって、この「超有名人」はわしやないかなあ、とも思える
のだが ただ、この「1995年2月21日」に残念ながらわしは日本におら
んかった。なに、香港におった。そのあとマカオでバクチして800万円勝っ
たんや。
わしはグリコ・森永事件以来この種の記録はしっかりもっとるんでな。
したがって「超有名ブンカ人」になりそこねたけど、 まあ、スパイなんち
ゅうのはいたるところにおるよ。超大物はしらんけど、中モノとか小モノはし
っとっても黙っておいとる。大腸菌といっしょであって、そんなんがちょっと
はおるようでないと健全なサヨク運動とはいえない。
このMについてはしっとるし、この公安ちゅうのもそのMの「友人」やとい
うておったんもしってる Mゆうのも、サヨク関係者なら誰でもしってるやつ
でやな、やたら紙の資料をほしがるヘンなやつだったが、当時わしは地上げ屋
やったから、まあどうでもええとおもとったんやけどな。そいつがようべらべ
らしゃべっとるのはおもろかった。わしの地上げのヒミツは公安の大いに知る
ところであるかもしれん。税務署でのうてよかったけどなあ。
で、この程度の話がいっぱい書いてあって、ミソも糞もごったまぜやねん。
ミソに糞まざったらくえん。
いずれにせよ、この本のなかで誰かがゆうてるとおり、日本の公安調査とい
うのはこの程度のサヨク情報金棒引きであって、対外的には能力ゼロや。
バンコックで田中の裁判やっとったときに、日本の公安が一番頼りにしてお
ったのは大使館の警察官ではなく、宇崎kiyomiさんのホームページ、つまりわ
がzorro-me.comだったという本当の話があるぐらいひどいもんなんや。
「国家の敵」と戦うというよりは、メシの種にして組織の存続をはかる存在
にすぎない。ということが今度の金ナントカ事件でわかったが、まあ、それを
使うはずの政府がまたこの程度ではどうしようもない。
新聞よんだら、今回の事件で、政府をアホだ、とののしっているのはなぜか
サンケイ新聞ぐらいだ。朝日新聞にいたっては「横田さんたちの家族の気持ち
はわかるが従来通りねばり強く国交正常化交渉の中で解決すべきだ」とかいう
とる。
この微温湯のなかで屁たれたような社説は老いの繰り言やで。
そんなんで解決する相手かどうかわからんのかいな?普段、「暴力団」ゆうた
らそれだけでワルイと書いておるくせに。
わしは、 このモンダイについてはサンケイ新聞の論調を支持する。
またくるかもしれんから、そんときはしっかりやるように。
ん?ようせん? そのときはほんの3億円ほど官房機密費をわしんとこに持
ってきなさい。
2001年5月5日
宮崎 学
なお、上記「アンダーワールド」がもっともらしく掲載している「秘密情
報」ちゅうのは、わしも情報公開法に基づいて早速原資料を公安関係者から取
り寄せた。しやし、「公安アンダーワールド」の伏せ字名がどうしても知りた
いというやつがおったら、教えてしんぜるから、希望者はメールをよこしなさ
い。 ただわが電脳突破党財政難のおりから、一文字1000円やで。組員と
党員は半額である。
ほならまたな。